少し前の話になりますが、
「ブラタモリ」で私の地元静岡が
取り上げられていました。


徳川家康が駿府の町を作るために

京から呼び寄せたものはなんでしょう?


と言うクイズでした。

正解は、呉服町と言う町にある呉服商

その名も「ふしみや」でした。


家康の命により

京都から駿府に移転させられた呉服商は

その代償として税金が免除されていたとか。

ゆかりの地名、伏見の名を使っているそうです。


伏見といえば、先日記事に書きました

伏見稲荷が有名ですが、

酒蔵が多く、そちらも有名なんですね。


月桂冠さん、

松竹梅で有名な宝酒造さん、

かっぱっぱ〜♫で有名な黄桜さん、

お酒を飲まれない方でも

名前は聞いたことあるのではないでしょうか。


そんな伏見へは、

京橋から京阪線に乗り

伏見桃山で降ります。


その昔、秀吉が桃山城を居城として

信長の安土城と合わせ

「安土桃山時代」と呼ばれた

あの桃山城のお膝元です。



駅を降りると大きな商店街があり

そこを抜けると

酒蔵の街らしい風景が飛び込んできました。


まずは腹ごしらえと行きましょう。

立派な造りの「鳥せい」さん。

はて、どこかで見たことあるようなロゴ

暖簾をくくり「一人ですけど〜」

と声をかけると、

「すぐ次のご案内になりますので

整理券をお取りになって

お待ちください〜」


流石にお昼時は満席なのね、

と思い、待合の長椅子に腰を下ろすと

まるで堰を切ったかのように

次から次へとお客さんが入ってきました。

この集団の先頭で入れて良かった💨


程なくして席へご案内。


伏見神聖酒造さんが手がけるお店だけあり

「一口生原酒」はこのサイズで230円!

がっしり濃厚な生原酒

大変美味しゅうございました。


ランチは「酒蔵弁当」 2,400円

品数も豊富で

こちらも大変

美味しゅうございました。


食事が終わり会計のカウンターに行くと

先ほどの待合は人であふれていました。


先手必勝ってやつですな。



お店の佇まいも品があって素敵です。


鳥せいさんの隣は建屋続きの

神聖酒造さんの直販店


こんな大きなタンクの中が

美味しい日本酒で溢れているとは

想像するだけで

呼気に含まれるアルコール成分が

上昇しそうです。






続いて向かったのは

月桂冠大倉記念館


日本酒の近代化の礎なんだそうです。

日本酒作りの工程の紹介やら

月桂冠さんの輝かしい社史が

紹介されています。


20歳以上は

お猪口&きき酒付き


入場券を買うとお猪口を渡されます。


展示コーナーは撮影不可のため

掲載するものがありませんが

見応えがありましたよ。


きき酒は3杯楽しめます。

この写真以外にも選択肢があり

ほんと迷っちゃいます。

もちろん、足りない方は

追加購入も可能です。


海外からのお客さんにも

ネイティブに対応できるよう

欧米のスタッフさんが説明してくれました。

お酒も美味しいですが

スタッフさんも、めちゃナイスガイ!


一通り楽しんだあとは

十石舟乗り場にやってきました。

ここは桜の季節も綺麗なんだそうですが




なんのなんの、

紫陽花の季節も素敵でございます。


涼しげな船に揺られて

川沿いの花を愉しむなんてのも

オツですね


海外から来られた

若い人たちも

木陰に腰を下ろして

行き交う船を眺めていました。


紫陽花 近影


そして、

♫かっぱっぱ〜

るんぱっぱ〜♫

でお馴染みの黄桜さん


無料の紹介コーナーでは

歴代のかっぱのCMが流れていました。


当時、子供心に

なんか色っぽいなぁ〜

とは思っていましたが(笑)


金のかっぱ


えーと…

それじゃない感があり

先ほどの

黄桜カッパカントリーの看板のイラストのような

色っぽいやつはありませんかね?(笑)




こちらも角打ちで

夏酒を一杯


そして地ビールも。

この日は天気が良く

夏のような天気でしたので

ビールが進みます。


伏見の古い街並みを歩き


一蘭の前を通りまして…


ほか何件か蔵の前を通ったあとは


ここに繋がります。


ここから先は前回の記事をご参照ください。