今年もとうとう10月になりました。
台風の影響による悪天候でのスタートです。


ようやく緊急事態宣言が開けました。

開けました?

開けましたよね(笑)

なにせ、県境を越えるのは控えましょう
なんてやってるもんだから
お盆もお彼岸も墓参りに行けませんでした。

さて、時間を遡り
先行きの見えなかった8月下旬の
お散歩写真です。

※全て、マニュアルフォーカスの
オールドレンズで撮影しています。


つい先日、NHKで東京の「地下」を
紹介する番組が放送されていました。

普段は見たい番組がある時以外
テレビをつけることがないのですが
その日たまたまつけていたテレビに
この↓シーンが飛び込んできました。

あ、ここ、いつも行くところだ!

そういえば、子供の頃、
じーちゃんやばーちゃんは
NHKばかり見てる〜
と思ってましたが、
自分ももうそんな歳に近づきましたね。
見たい番組の大半がNHKになりました(笑)


緊急事態宣言下の浅草地下商店街

週末だと言うのに暗くひっそりとしています。
もちろん人もまばら。

こう言う景色をディストピア感というそうです。

先ほど書いた番組では
こんなご時世の中でも
お互いに協力しあって
商店街を盛り上げていこうとしている
若い世代のの活躍も紹介されていました。

ぜひこの苦難の行軍を乗り越えて
賑やかな日々が戻ってくることを
願わずにはいられません。


深夜ではなく、お昼前。


手前の床屋さんも暗く、
奥の立ち食い蕎麦屋さんに
ようやく人影を見出しました。


数少ない光源となっている吊るし提灯
本来なら賑やかしのためのシロモノですが
この闇の中で、少し物憂げでございます。




忍者酒場さんとこの
ワンカップディスプレイ

ほんとにいろんな種類がありますね。

あ〜これこれ、どこそこで飲んだやつや…

そんな独り言が冷たい壁に反響します。



こちらの床屋さんは営業中

駅のホームの案内板を模した看板が
ユニークですよね。
ぶらりナンチャラの旅に出てきそう


さてさて、地上に出ると、仲店もこの通り。

平日ですか?
いえ、週末です。

寂しいもんですね。
いつもならこの雑踏を避けて
仲店の裏を歩くくらいなのに。

さ〜て、どこで食事を頂こうかな、
と歩いてみますが、
臨時休業の多いこと。


うなぎ屋さんの店頭では
浴衣レディが
「どうする?ここにする?」

なんてやってます。





こちらはテレビでもよく見かける餃子の名店

また今度来ますね


路地裏に野良猫は…いない。


昔ながらの喫茶店にも惹かれますが
軽食よりももうちょっとパンチのあるものを
いただきたいですね。
ここもまた今度


六区も人通りは少ないです


浅草演芸ホールの寄席は
なんとかやっているようです。

そういえばしばらくここに入っていませんね


お昼時

こちらもまばらですね。
平年なら
浅草サンバカーニバルが開催されている季節ですが


こちらにも浴衣レディが。

夏休みをめいっぱい楽しむことが憚れる昨今
少しでもいい思い出が作れるといいのですが。


路地越しのグリーントンネル
あの場所も好きでよく撮影するのですが…

ん?よく見ると、トンネルの向こうからも
こちらにカメラを向けている
カメラ女子さんがいらっしゃいますね。
邪魔してすみません(笑)



こちらの大衆劇場も公演中

一度入ってみたいと思ってますが、
大衆とはいえ常連さんでカタめられていたら
敷居が高そうな気がします。



こちらのおとっつぁんは
大道芸人ですかね?
準備中といったところですが。


何が撮りたいのか分からん絵に…
ここは広角でなくて
中望遠で撮るべきでしたね。

さてお昼は老舗の釜飯屋さんに入りました。
最近重宝しているのが
左上のビールらしき飲み物。

これ、アルコール度数が0.5%と、
この禁酒法時代でも提供可能な
ありがたい般若湯でございます。

いわゆるノンアルコールビールよりは
まだビールっぽくて良いですよ。
肝臓にも優しいし(笑)




浅草寺境内

いつもの場所から下界を見下ろします。

ふだんなら、あちら側にお参りの人が立つので
なかなかこの構図で撮れなかったりしますが
これだけ空いていると大丈夫。


真っ白な浴衣も夏っぽくて良いですね。
頭にも白い三角の布を付けると
いっそう涼しげになると思いますよ(笑)


よっ、ダンナ、粋だねぇ!




深淵をのぞく時、
深淵もまたこちらをのぞいているのだ

とはニーチェの言葉です。

私が撮る時、
被写体もまたこちらを撮っているのだ

本日2回目ですな

流石に浅草寺境内は
浴衣の観光客が多いですね


おっとこちらは
なにの衣装でしょうね?

日本人は海外の方のファッションに憧れるそうですが
海外の方から見ると
日本はファッションの自由度が
はるかに高く
日本が羨ましいと思う人も
少なくはないそうです。

仲店の軒の吊るしもの


日傘をさす女性

またまだ日差しが強いですからね。

その後ろを歩く浴衣レディ


新仲店をあるく浴衣レディ

鉄道の写真を撮る人のことを
「撮り鉄」というそうですが
後ろ姿ばかり撮る人のことを
「撮りケツ」というとか言わないとか


もんじゃ焼き屋さん…と思ったけど、
この力の入れ加減はお好み焼き?


ご年配の紳士が一人で人力車

こちらも粋ですね。
憧れるスタイルであります。


浅草公会堂前のレリーフ


風に揺れる風鈴


記念撮影


風鈴の列


2021年 8月28日 
浅草にて

おしまい