某月某日
赤坂界隈にちょいと用事がありまして
出かけるついでになんか撮影してこよう
ってんで、カメラを持っていったわけであります。
赤坂見附の駅から少し歩いたところに
豊川稲荷東京別院がありました。
愛知県にある本家豊川稲荷の
唯一の別院ということで
文政11年(1828年)に創建されたんだとか。
古地図を見ると、上の写真で言う左端の道が
国道246号線に指定されたのが昭和27年
それまでは、大山阿夫利神社詣でに使う
通称「大山道」が通っていました。
曲がりくねった大山道をまっすぐ引き直し
都電青山線(10系統)を通したのが明治37年
その頃この辺りに
「豊川稲荷前」という停車場があったそうです。
そんな都電青山線も、
昭和43年9月29日に廃止となりました。
それから50年強の月日が流れ
今日に今ります。
豊川稲荷のすぐ手前は九郎九坂
一ツ木町名主秋元八郎左衛門の先祖にあたる
九郎九(くろぐ)さんが住んでいたとか。
こういう坂の名前と、その名前の由来も
調べてみると面白いですよね。
では中に入ってみましょう。
例によってムービーで。
境内に咲いていた紫陽花
ブルーが綺麗ですね。
ブルーの花弁に白いシベが映えます。
こちらは少し赤みがかった紫陽花。
シベは控えめ
郷田たまさんが寄付をされたのでしょうか
お稲荷さんというと、
赤鳥居や赤い連旗が特徴的ですよね
蝋燭の炎
見るからに霊験灼然
魂が宿っている感じがします。
ひっそりと日陰に咲くカラー
何の蕾でしょう
小さな小さな🍎のようなカタチ
こちらはにゅっと出たシベ
白い服についたら大変だ
さて、豊川稲荷のすぐ裏は
迎賓館赤坂離宮ですね。
ふらっと行って入れるところじゃないよな。
まあ、前まで行ってみるか。
迎賓館 正門
流石に立派です。
横にいる人に「いま入れるんですか?」
と聞いたところ
「入れますよ〜(^ ^)
この先の西門から入ってください〜」
と親切に教えていただきました。
西門に入り、受付と手荷物検査を済ませ、
ド〜ン!
入れちゃった。
来てみるもんですな。
後で調べたら2016年から
通年で一般公開をするようになったとか。
5年前か。なんだ、最近じゃん。
さらに、庭だけでなく、
迎賓館そのものにも入れちゃった。
流石にそちらは撮影禁止。
なので、そちらはプロの映像を
ご覧ください。
中はとても繊細で絢爛豪華。
豪華すぎて小市民のワタシはちょっと落ち着かない
言葉が出ない。
晩餐会を開くお部屋もありましたが、
テーブルマナーに気を使い
各国要人とムツカシい話をしながら
いただくお食事ってどんな味なんでしょう?
「あー白いシャツにソース跳ねちゃった!」
とかやらかしてもいいんでしょうか?(笑)
館内見学後、裏庭に回ってみましたら
立派な噴水。というか映え(バエ)る噴水。
早速カップルがバエてます。
これだけ立派なら
外からも見えるようにすればいいのに。
松の実が青い
その足元にはキノコ
でもって前庭に回ると
アフタヌーンティーやってました。
要予約かな?
こちらもバエてます。パシャリ
なんか皆さん服装にも気を遣ってる感じ。
小市民のワタシはダージリンティーで。
しかもすみっこで。
すみっこぐらし。
迎賓館正面玄関の上の装飾は
なんとヨロイカブト
館内にも同じようなデザインが
いくつかありました。
さて、迎賓館を後にします。
以前仕事関連でよくきていた赤坂とは
全く世界の違う赤坂でした。
さてその後、「東京イチのたい焼きだよ」
と教えていただいた、わかばさんへ。
おぉ〜ここかぁ。
その下のスナックの看板も気になるが…。
いざ、実食!
カリっとしたしっぽに、
塩っけの効いた餡
こりゃうまい。
普段あまり甘いものを食べない私でも
これはイケる!
ここもいつか来てみたい
素敵なジャズ喫茶を発見。
神田、お茶の水界隈に林立したジャズ喫茶が
こぞってCool Struttin’のアルバムを
これ見よがしに掲げていたおかげで
中の曲は知らなくても
このジャケットなら知っている、
というにわかジャズファンを
大量に生み出したという伝説のアルバム。
かくいう私も1枚もっていまして。
しかもジャケットから入ったクチ(笑)
ということで、本日の音楽は
やっぱりコレっしょ。
あぁ、コーヒー飲みたくなってきた。