某月 某日
いろいろと調べました。
交通機関やその他の施設
どこがやってて
どこが休んでるか
どこが動いていて
どこが止まってるか
「檜原都民の森は5月末まで休園」
「檜原都民の森の休園日はバスの運行停止」
「5月12日から バスは運行」
どれが正しいの?
ま、とりあえず行ってみましょうか。
ということで、やってきました
檜原都民の森
新緑の美しいこの季節に
また来ておきたかった
振り返ると三頭山に来るのは毎回5月
他の季節も素敵なんでしょうけど
それはまた今度ということで。
たしかに毎年のこの季節に比べて
人は少ないですが
全然いないわけではなく
老若男女それなりに
早速ホソバテンナンショウがお出迎え
道端のあちこちで鎌首を持ち上げています
ヤエヤマブキもまだ残っていました
こちらはヤマブキ
ヤエヤマブキと共存しています
しばらく舗装路を歩いた後
山道に入ります
すでに新緑が美しい
ついつい足元ばかりに目が行きがちですが
見上げるとグリーンシャワー
まあ、頭が三つもあるので
多分強敵なんです。
わんこならケルベロス、
怪獣ならキングギドラですね。
手強い訳だ。
いったいなんの話をしてるんでしょう。
心なしか鳥の鳴き声も少なめで
とても静かです
ハンバーガーロック!
と私が勝手に呼んでいる岩
ここまで来るとだいぶ上ってきたなぁ
って感じがします
先日の高川山ほどではないですが
稜線を渡る風が心地いい
見上げるとこの景色
まさに緑のステンドグラス
といえましょう
陽が出ていない分涼しいですが
しっかりと汗はかきます
途中の分岐道から合流したご年配のご夫婦
「いやぁ、天気がイマイチでも暑いですなぁ」
てな感じで気さくに話しかけてこられました
人懐っこい系のおじさん
その後、私が花を探しながら歩いてると
その気さくなおじさんが背後から
「何かお探しですかぁ〜?」
と。しばし歩きながらの花談義
そういえば、いつぞやの北アルプスでも
気さくなおじさんにモテモテだった私
何か変なオーラでも放ってますか?
違いますか、そうですか
モミジイチゴがぽつりと一輪残っていました
こちらはキジムシロでしょうか
鞘口峠側から登ると、
三頭山の東峰、中央峰を巻き、
主峰である西峰に直接登るコースがあります
が、やっぱり全部やっつけたいじゃないですか
なんてったってキングギドラですから。
ということで、東峰に向かう道へ行こうとしたら
「全部回るんですね〜!
今日は眺望が楽しめなさそうなので
わたしは巻道を行きますわ〜!」
だいぶ離れた場所から大声でw
話しかけてきました。
あ、w に悪意はございません
ミツバツツジの咲く展望台は閉鎖中
先日登った大岳山など
奥多摩の山々が見渡せるはずなのですが
この天気だとそもそも
かのおじさんのおっしゃる通り
雲に隠れて見えなかったのかもしれません
まあ眺望より全部回るのが目的なので
と自分に言い聞かせます
毎年同じ時期に来ているので
ここのミツバツツジの花も毎回見ていますが
今回もちょうど今が咲きごろですね
三角点タッチ!
東峰到着〜
撃墜☆マーク1個ゲット
近くで鳥の鳴き声がします
カメラを向けると
なんかいた!
首周りが黒くてお腹が白いので
ヒガラでしょう
もふもふ感が伝わってきます
程なくして、中央峰
撃墜☆マーク2個目ゲット
ほとんどアップダウンもなく
知らん人から見たら
広い山頂広場にしか見えなさそうですが
れっきとした中央峰
東峰とは違うんです!(笑)
そこからはちゃんと一旦くだり
さらにこのビクトリーロードを登ると
3年ほど前に新設された
三頭山 主峰の山頂標識!
撃墜☆マーク3個コンプ
と、その横に先程のおじさん(笑)
「お〜ぅおつかれ〜」
と気さくに話しかけてきました。
写真撮ってくれ、とのことなので
写真を撮って差し上げましたが
なんちゅ〜か、天を貫くヨガのポーズ?
での撮影(笑)
なんかめっちゃ楽しそうやんけ
って心の声が肉声となって出てしまいました
「いやぁ、ワタシ毎回このポーズなんです」
と豪快に笑うおじさん
「そういえばあなた、
どこかでお会いしていませんか」
いえいえ、こんなひょうきんな人と
一度でも会ってたら深く記憶にきざまれますが、
そんなこともなく、お初だと思います。
次にあったら他人のフリします(笑)
続いて登ってこられた仲睦まじい親子四人
パワフルです
昔よく行ってた古い居酒屋さんで
若女将が赤ん坊を背負って給仕してましたけど
そんな昭和な活力を感じました。
赤い服のお兄ちゃんがこれまた
めっちゃ楽しそうにしてまして、
みんなに笑顔を振りまき
まわりの人に笑顔が伝染します
山頂標識のところでこの親子四人が
記念撮影しようとしてるのに
背負われた赤い服のお兄ちゃんが
横にいたワタシに笑顔を振りまき
手を振ってきます。
おまえさんカメラの方を見なさいな(笑)
やっぱ私、何か変なオーラでも放ってますか?
違いますか、そうですか
別の子が持って登ってきた
朴の葉のお面
せっかく持って登ってきたのに
ここに捨ててきやがった(笑)
ここでも三角点?タッチ!
さて、飯だメシ
ここからも富士山が見えるはずですが
やっぱり見えず
いや、見える。
心の目で見る!
ザッツ精神論(笑)
閑散とした山頂
そして、こちらはタローとジロー(仮称)
奥の子が無邪気で、
この子も笑いを振りまいていましたとさ
先程の気さくなおじさんは
ニッカニッカと笑いながら
先に降りて行きました。
お気をつけて〜
くだり、檜原都民の森の核心部は次回!