大塚 都電荒川線沿いの
薔薇と風景を3種類のレンズで
撮り比べてみました。


まずは「タクマー」こと
Super-Multi-Coated Takumar 6x7 75mm F4.5 

本来は、 ASAHI PENTAX 6x7 用の広角レンズ

これをニコンのフルサイズデジタル一眼レフに
マウントアダプタを介して装着
フルサイズカメラに付けると中望遠になります

もちろん、ピントも露出もマニュアル操作
カメラ本体の露出計だけは効きます

オートフォーカスのない時代だけあって
ピントリングのピッチやトルクが心地よい

「路地裏の風景」

「停車場」


「撮影日和」


「さくらトラム  その1」


「さくらトラム  その2」



「さくらトラム  その3  テールライト」


「さくらトラム  その4  イエロー」

撮って出しではなく、
Lightroomでの現像時に若干補正をかけています
というとも、薔薇撮りの時は
少し変わった撮り方をしていまして
「撮って出し」(そのまま)の写真は
失敗作にしか見えないような写し方なんです


古い中盤用フィルムカメラの時代のレンズですが
単焦点だけあって想像よりややシャープ
それもデジタル時代のシャープとは
また違ったシャープさと言いますか。
そして色のりもいい感じです

この日もカメラおじさんが
多数出動してました
(自分もその一人ですが)

最初の写真のように
「異形のモノ」感満載のカメラで撮影していたら
案の定話しかけられました(^ ^)
 他にも何人か
😲
って顔されました。


続いては、「シグマー」こと
SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO

望遠マクロ
今回の3種類のレンズの中で
唯一のズームレンズ

見た目はこんな感じ


「純潔」


「初恋」


「可憐」


「情熱」


※写真のタイトルは、
バラの品種名ではありません


「Arrival」


「ホームにて」

こちらもそこそこ古いレンズなのですが
私が持っているニコン純正の望遠ズーム
と比べるとコントラストを低目にし、その分
階調表現を優先した設計のように感じます。

私が買った時は格安の叩き売りでしたが
今は売価が当時の倍か
とうの昔に生産終了して品薄になったから??


最後は「タムキュー」こと、
TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD
(F004)

単焦点マクロ

これももう代替わりして
古い世代になってしまいました

最近山や街撮りばかりで
タムキューを持ち出す機会がなく
久しぶりの登場

前述の2つのレンズと撮影日が異なり
外観は撮っていません。
撮影日は以下と同日


こちらは主に花の写真をアップしている
Instagram掲載分へのリンクから1枚


ホワイトバランスの設定を間違え
強めの寒色系になってしまったのですが、
結果オーライということにしました。
(Lightroomで正しい色に戻せるのですが)



タムキューの特徴は
単焦点ゆえの緻密な描写力と豊かな色合い、
それと背景ボケの滑らかさ

とても気に入っています。

以下、直接掲載









いつもワンパターンな構図ですが。


そもそもメーカーすら異なる
3種類のレンズの撮り比べ、
いかがでしたでしょうか。

本日の音楽は
Dance On The Moon