4月10日
春の那須岳へ。
灼熱の夏那須、
強風の秋那須は経験済み。
今回は残雪の春那須を
この目で見ておきたく。
新幹線の車窓に
富士山の勇姿が飛び込んでくる。
今日も周囲の山に登ったハイカー諸氏から
富士礼賛の報が届くのだろうか。
筍おこわ
モシャモシャ
那須塩原駅からバスに乗ると
「本日ロープウェイは運休となっております」
とのアナウンス。
なるほど、たしかに乗客は少ない。
歩いて登るつもりだったからいいけどね〜。
でもって一路那須ロープウェイバス停へ。
バスを降り、山を見上げると
まだらに残る雪模様
日当たりの悪い樹林帯は
まだ雪が残ってます。
春の日差し、残雪の上に被さる木の影
春山の醍醐味ですね。
チェーンスパイクを装着します。
中途半端に雪が残る時期は、
スピーディーな付けはずしができる
チェーンスパイクが便利。
雪面に落ちた木の実
前日も雪が降ったんだそうです。
峰の茶屋跡避難小屋から朝日岳に向かう道も
一部雪に埋もれてます。
滑ったら、だいぶ下まで
「アーーレーーー!」
になりそうな予感。
まずは茶臼岳を目指します。
思っていたより登山客は多い。
この天気はたしかに登山日和ですからね。
那須が火山であることを如実に語る岩
何層にも重なった溶岩
そんな中でも、植物は逞しく生きるんです
山頂のナナメ鳥居が見えてきました
程よいナナメ加減
祠に花が飾ってありました
そして奥の山並みもまだ部分的に白い
いい眺めです。
しばらくここで
何をするでもなく
景色に見とれてしまいました。
皆さん同じ感想をお持ちのようで。
日差しは良好
霧氷かな
茶臼岳山頂を後にします
奇岩と祠
遠くの山は真っ白けっけ
「お鉢」の中にも残雪
ここから見下ろす
峰の茶屋跡避難小屋と、その稜線が
好きなんです
背後は茶臼と、
その左肩に鎮座する
三つ子岩
ここをA地区と名付けましょう
風の通り道
近づくにつれ風が強まっていきます
荒涼とした山肌なのに
よく見ると実は意外とカラフル
谷沿いはさらに白い
朝日岳に向かう岩場の双子岩
そしてセクシーな山容の朝日岳
ここをB地区と名付けましょう。
岩場・鎖場・雪渓のトラバースを乗り越えて
ここまでやってきました。
空がこんなにも広い
頭上には何もなし
Above us only sky ♪
春の日差しとハイカーのシルエット
さっきまでいた茶臼岳のテッペン
茶臼はナナメ鳥居でしたけど
朝日は欠け鳥居
カップヌードル PRO
iPad Pro
iPhone 12 Pro
AirPods Pro
に続く、第4のProです(笑)
風強いからね
暖まるからね」
(川尻こだま 風)
ちなみに隣で調理していたカップルさんは
鍋焼きうどん食べながら
鍋割山の話をしていました。
最後にコーヒーを飲んで
ファイヤー!
そして下山!
大丸温泉で…とも思ったのですが
帰りのバスの時間の関係もあり
一旦那須塩原駅まで移動。
今回の温泉は、知る人ぞ知る超穴場スポット
昨年の秋にオープンしたばかりという新しい温泉
名前に「駅前」が着いていますが、
駅から徒歩30分程度です。
温泉というよりも銭湯か、それよりも小さい
入浴施設なのですがそのおかげで、
スーパー銭湯のような賑わいも雑音もなく
ゆったりとお湯に浸かれます。
青白く濁った濃厚な温泉は源泉掛け流し
とのことで、かなり質の良いお湯。
食事どころはないので
アフター温泉はちょっとお預け。
Cheeeeeeeeers!!
そして、地酒「旭興」とともに
春告魚とも呼ばれるメバルの塩焼き。
このお店、サカナ系が美味いんです。
大洗や那珂湊から仕入れているとか。