8月11日 山の日 最終章です。
避難小屋横のベンチでお昼をいただいた後は
山頂を目指します。
コースタイムは避難小屋から20分
避難小屋脇の樹林帯を抜けると
展望が広がります。
後ろを振り向けば井戸岳
その麓に避難小屋
小屋の左手にベンチエリア
先ほどまでほぼ満席で賑わっていたベンチは
今見るとほとんど人がいません。
みなさんは順目で
大岳から毛無岱に向けて移動しています。
逆目で移動しているのは
私含めごく僅か。
ロンリージャーニーです。
向こうの稜線にポチっと、
まるで金峰山の五畳岩のように見えるのは
ロープウェイの山頂駅です。
あちらからくる人もいるらしい。
曇りがちな下界は雲海の下
ひっそりとイワギキョウ
さて山頂が近づいてきたら空模様が…!?
ガスワンダ〜〜〜!!(笑)
まあ、人生そんなもんですよ。
さっきまでの景色は何処へ?
ここから眺める陸奥湾、期待してたのになぁ。
とりあえず三角点タッチはしておきましょう
強風か大雪で傾いた山頂標
ガスワンダーでがっかりしたので
足元の白い花、撮ってなかった。
ウメバチソウかな?
大昔の噴火口後のクレーター
ここには水は溜まらないんですね
仙人岱側に下山を開始します
視界はホワイトアウトにはならず
なんとかなりそうです
ミヤマアキノキリンソウ
鏡池には水草が多数浮いていて鏡にはなっていません
水は綺麗ですね。
草が空間に浮いているみたい。
小岳と、その左奥が高田大岳かな?
少し視界が回復してきました。
集落が見えますが、
酸ヶ湯温泉とはまた違ってそう。
ホテル八甲田の方かな?
天候回復
緑豊かな池塘
この景色、めちゃ好き!
ヨツバシオガマかな?
湧き水が湧いていますが
とても綺麗です
この角度から見る小岳もなかなかですね
ここから見ると相対的標高差は
決して高くはないのですが
深田久弥的品格を備えている…
ような気がしてきます(⌒-⌒; )
そして大岳の山頂
ちょっとぉ、さっきのガスワンダーは
なんだったのさ!?
すっかり晴れ上がってるじゃないですか(笑)
ここから谷沿いに酸ヶ湯温泉向けてゴー!
地獄湯の沢
硫黄畑というか…
モーレツにタマゴの◯ったニオヒ(笑)
体に悪くないのかな?
◯った、というより、
新鮮なタマゴのゆでたてに
サクッと包丁を入れた新鮮なニホヒ
決して不快な香りではない不思議(笑)
下から見上げた景色
山肌の黄色はほぼ硫黄
酸ヶ湯温泉まであと少し
小岳もここまでくると
高さを感じるようになりました
まばらな木々がいい感じ
あちら方面はまだ雲海
昔、ガスだか熱気だかが吹き出して
植物が育たなくなったホットスポット。
私はこれを爆心地!と呼びます。
子供の頃に見た「ツングースカの大爆発」
の写真に似てたので。
規模はちっちゃいですが(笑)
そんなこんなで本来の登山口に下山してきました。
楽しい山行をありがとうございました。
帰りのバスまで少し時間があるので、
せっかくだから酸ヶ湯温泉にはいっときましょう。
ここは先ほどの地獄湯の沢に象徴される
濃厚な硫黄泉。そのおかげで
お湯も酸っぱくなっております。
お金を払って中に入ると、
男湯、女湯の他に
混浴の千人風呂があります。
混浴といってもついたてがあったり
配慮はされているものの、
むか〜しの湯治場の雰囲気満載で、
女性はさぞかし入りづらそうな。
しかも千人風呂には洗い場はなく、
冷水の蛇口、かけ湯、打たせ湯、2つの大浴槽
しかありません。
頭も洗いたいのに〜と、
打たせ湯に行き頭からお湯を被ったら…
酸っぱ!
「梅干し食べてスッパマン!!!」
と叫んじゃいました。(心の中で)
それにしてもいいお湯
時間がもっと取れたらなぁ…
と、後ろ髪を引かれる想いで風呂を出て、
ちぃ〜っす!
バスの時間まで水分補給!
このキンキンに冷えたビールがね、もうね、
喉を通ると上半身が氷河期!!
ってくらい温度が下がっていきます。
山、温泉ときたら地酒
ご存知青森の盟主にして銘酒、「田酒」
さっきの生ビールはすでにチェイサー(笑)
そして漬物の盛り合わせがグッド!
そこからバスに乗り、7年ぶりの新青森駅へ
おちょこ一杯100円の試飲コーナー
田酒はついさっき
八甲田おろしは昨晩十和田湖温泉で
陸奥八仙はたまに飲むので、
華一風をいただきます。
え?じょっぱりは?
安心してください、ちゃんと呑んでますよ〜(笑)
鯵ヶ沢弁当をつつきながら
上野駅まで新幹線で。
おしまい(^ ^)



































