8月10日のつづきです
誰かが乗せたのか
赤く色づいた葉っぱが
ここだけに集まっていました。
はい。今回は
実に30年ぶりの奥入瀬。
十和田湖へと続く
神秘の渓流です。
懐かしさもあり
新たな感動もあり
なんというか、心が震えます。
では、もののけ姫の世界を
歩いて行きましょう
ブナの葉のステンドグラス
この緑の濃淡の中に、自然が織りなす
神秘の力を感じさせます。
山歩きを始めて改めて気づかされた
ブナ林の美しさ。
奥多摩、檜原都民の森も素敵でした。
新緑の5月だけの世界かと思っていましたが
奥入瀬ではまだまだ新緑の美しさを
しっかりと保っています。
雲井の滝
あ、今回一眼レフを持って行った理由、
次回書きます!と前回言いましたけど
さらに次回に持ち越しで。
いひひひひ(笑)
日本庭園のような美しさ
自然界の中の景色なのに
「わびさび」ってものを感じます。
というか大自然が先にあって
日本庭園ができたんですね。
よく言われることですが、
西洋の庭園は人間の人知が自然を征圧している
のに対し、日本の庭園は自然との共存
がテーマになっているそうです。
それは絵画も同じで、
神奈川沖浪裏の図に
ゴッホやセザールが影響を受けたのは
単なるジャポニズムだからではなく
大自然をテーマにしていたから
ということもその現れだそうです。
それまでの西洋画壇には
自然の風景画ってありませんでしたからね。
オレンジのキノコ
漏斗(ろうと?じょうご?)のような形
白布の滝
滝の上端左側のミスコンバージェンスは
もしかして滝の虹?
シダの環状葉
原生林の原生林らしさの立役者
ごろりと転がる岩の上に木が生えています
こんな景色も、実はここの少し北側にある
八甲田山の影響とか。
とにかく清流の景色と音と風と香りを
全身で受け止めると30歳は若返った感じ(笑)
…あ〜すいません、少し盛りました
が、でもここにきたら
そんな言葉も大げさではないことが
わかっていただける…かな?(笑)
きのこ天国
キノコを見ると
味噌汁を欲するこのサガよ(笑)
海ならアオサ、山ならキノコ。
これ重要なポイントです。
クサギ
この暗さで質感を保ってるのは
一眼ならではかなぁ。
いつもの山カメラでは
この表現はできない…。
ヤマアジサイ
ヤマアジサイ 近影
光と陰のグラデーション
私はこの、光より陰を撮った写真が好きでして。
地味ですいませんね(⌒-⌒; )
林の中の渓流
思いっきり深呼吸したくなる景色
大きく息をす〜〜〜っと吸うと
鼻の穴にトンボが入ってきそう(笑)
白絹の滝
絹の繊維のような繊細な滝だげな
白糸の滝
やや遠目ですけどこちらは
絹ではなく糸
な〜ぜ〜めぐり逢うのかを〜♪
あ、これ以上はJASRACが来るのでやめときます
九段の滝
嘉納治五郎先生は十段でしたが
そういう意味かと思ったら
単に九つの段差で滝ができているとか。
なんやこのオブジェ
存在感あふれまくってます
バラの花のようなキノコ
というか昭和の入学式で
お母さんが胸につけるコサージュ
最近はこういうのは付けないんですかね?
なんてこと言ってたら
子ノ口の水門に到着。
ゴールまでの最後のチェックポイント。
水門を通る水が綺麗
橋が見えてきました。
水草がたおやか
オフィーリア的緑の清流
先程チラッと見えた橋の先の景色は
じゃじゃ〜ん!!
十和田湖ぉ〜!
ワァオ、広くて雄大だ。
振り返ると後ろは奥入瀬川
焼山から子ノ口まで
奥入瀬渓流をフルコース歩いてきました。
それにしても広いなぁ。
次回、まとめです。