7月13日 谷川岳の続きです。
ハクサンボウフウ
白い可憐な花が咲いていて綺麗です。
無機質で乾燥したザレ場に健気に咲く花は
とても愛おしいですね。
でけでん!
トマ(手前)の耳
1963m
手前を意味するトマが語源という説を
聞いたことがあります。
そしてそして
ねこみみ その2(笑)
トマの耳から見た景色
このセクシーなとんがり具合
とても2,000m未満の山とは思えない
荘厳なフォルム
狭い道、渋滞していますが
頑張って進みましょう。
ヨツバシオガマ
これも可愛らしい花ですね。
短い夏を思いっきりエンジョイしようと
小さいながらもビビッドな花をつける高山植物。
健気です。
さて、カールと呼んでいいのかどうか。
ある意味U字谷の雰囲気を持つこの景色。
アルプスの名を冠しても
なんら見劣りしない立派な地形です。
美しい
双耳峯のもう一対。その山頂まであと少し
山頂に小さい人影が見えますね。
青い空が美しい。、
その山頂まで
大きな岩を迂回しますが若干渋滞中。
前を行く黒いザックの方
先程トマの耳で私の記念写真を
撮ってくださった素敵な女性です。
ザックからは…
よく見るとアンパンマンのぬいぐるみが
こんにちはしてるんです。
稜線も素敵ですが
渓谷も綺麗です。
この大きな大地のうねりが
長い年月をかけて形作られたと思うと
畏敬の念を感じます。
サルナシかな
ありんこは花の蜜も食すのでしょうか
厳しい自然の中で
貴重なエネルギー源を探して
歩いています。
ジョウシュウオニアザミ
まだっぽみながら
なかなかの存在感。
不用意に手を出すと
バラのようにちくっときます。
こちらは
ムラサキカラマツソウ
線香花火みたいな雰囲気ですよね
色も形も繊細です
オキ(奥)の耳に到着〜
ここでも先程のアンパンマンの方に
私の記念撮影をお願いしました。
代わりにその方の写真を
撮らせていただいたのですが
双耳峯にちなんで
両手でねこみみを模した姿が
かわいい…(^.^)
いつのまにか霧に沈みそうなねこみみ
急いで帰りましょうそうましょう
ヒメウスユキソウ
なかなかの貫禄でございます。
こちらはハナニガナ
高山植物はなぜか黄色が多いですね
その次は白、そしてピンク?
モミジカラマツ
これは白い花です
他にもいろんな花が咲いていましたが
カメラに収められたのはここまで。
天気が崩れる前に下山しましょう。
霧の中を黙々と下山する隊列
霧のゾーンを抜けると
熊穴沢の避難小屋の赤い屋根が
小さく見えてきました。
どこにあるかわかります??
このような鎖場が点在していて
濡れて滑りそうなところは
鎖場渋滞になってました。
私の目の前で
滑って転倒した方も何人かいらっしゃって
私の後を歩いていたご婦人も
木段で前のめりに転倒したりして
ひやっとしましたが
幸い大きな怪我もなく。
こういう時って微妙ですよね。
心配して駆け寄っていきたい気持ちもありつつ
大した怪我ではない場合は
周りが大げさに駆り立てると当の本人が
こっぱずかしいってこともあるそうで
そのさじ加減が微妙なんです。
ある程度下山して後ろを振り返ります。
行きも帰りも
下から山頂は見れませんでしたが
なんだか山そのものに
人格があるかのような錯覚を覚えます。
どっしりと構えて
「また来いよ!」
と微笑んでいるかのような
そんな雰囲気を感じました。
目線を前に向けると、
天神平のロープウェイ乗り場が
うっすらとみえてきました。
いよいよゴールです。
楽しい山行でした(^ ^)
無事下山を終え、
ロープウェイ乗り場の前の
ニッコウキスゲの群落を
パシャパシャと撮影し終えたところで…
どしゃ〜っと雨が降ってきました。
私の下山を待ってくれたかのような
ジャストタイミング!
なんかツイてるなぁ(笑)
心の突っかかりが解けたような。
いい山旅でございました。
そして谷川岳の山行は
これでおしまいです。
次回は編集後記(^ ^)
ではまた!