5月10日 はれ
鋸山の完結編です
有名な地獄覗き

あそこまで行っても下が見えないから
高所恐怖症の人でも大丈夫、
と聞いていました。

が、


待ち行列が長い!

いや〜残念だなあ(^ ^)
行列に並ぶタマじゃないからなぁ(^ ^)

仕方がない、先端まで行くのは見送りましょう。
うん、そうしましょう(^ ^)



関東ふれあいの道 浜金谷下山口目指して
山を下ります。

頭上が草に覆われて見えませんが、
先ほどの地獄覗きの下に出ます。

ていうことはここが地獄!

私からしたらあの先端の方がよっぽど地獄だ(笑)


百尺観音

戦没者と交通犠牲者のために
昭和35年から6年かけて
作られた観音様。

このエリアでは比較的新しい名所です。


しかしその戦時中の1937年

明大の4人が
ここに彫り物を…。

今なら炎上モノでしょうけど
この当時ってどうだったんでしょう?

当時はまだ観光名所ではなかった?
単なる石切場だった?

少し調べたら「わざわざ百尺観音の前で」
と書かれた記事もありましたが、
百尺観音は戦後に作られたので
その指摘は誤りということになります。

ちなみに1937年というと
7月に盧溝橋事件が発生し
日中戦争が勃発。

日本が戦争に突入し始めた頃になります。
彼らはどのような思いで
ここに名を刻んだのでしょうか…。


緑の中を下ります。


港が見えました。
あそこまで歩くぞ!

昔からある石の階段

この各段の上面が
斜面に沿ってすり減っていて
「谷に滑り落ちてください、どうぞ」
と階段が言っているようで少し怖い(⌒-⌒; )


関東ふれあいの道だけあって
標識はこまめに立っています。


海抜150m
だいたい半分くらい降りました。





とりあえず駅を目指します。


石でできた古いベンチ

1960年代の登山ブームの頃は
賑わっていたのかな?


ちょっとわかりにくいですが
ツツジにカラスアゲハが
たかっていました。


のどかな海が見える。

ぼーっと見とれちゃいます。


「ぼーっと生きてんじゃねえよ」
ってチコちゃんに突っ込まれそう(笑)


高台のベンチと海

近くにこんなところがあったらいいですね


山道終了


下山完了です!

標高329mを侮ることなかれ

小林泰彦氏選定の
「日本百低山」
にも選ばれた名峰です。

楽しかった!


そのあとロードをしばらく歩き


「久住昌之の今度は山かい」では
下山後、この「さすけ食堂」で
アジフライを食べてました。

行きに横を通ったら激混みだったので
スルーしたのですが、帰りは…

準備中になってました。
残念


気を取り直して辺りを見渡すと
ん?日帰り入浴?

しかも温泉らしい。

今から入れます?

「どうぞどうぞ。今なら貸切ですよ!」

それじゃあ(^ ^)

今年初の全身汗だく状態だったので
まさに渡りに船。

早速入らせていただきました。

入浴料 700円!

長く浸かっていられる程度のややぬるい
塩分と鉄分が豊富そうな(個人の感想です)
お湯に浸かり鋸山の道中を回想して
ニヤニヤしてたら

おっとっと

ほかのお客さんが入ってきました。
にやけ顔みられたか!?

後からきたお客さんよりも長くお湯に浸かり
外に出た後は…

地ビールの
のこぎり山ビールをいただき、
ミッションコンプリート(^ ^)


鼻歌気分で浜金谷駅まで歩きます。


駅の歩道橋からもう一度
鋸山の全景を振り返ります。
とても楽しかった!(^ ^)

おしまい!




エンディングテーマは
シェリルクロウの
Everyday is a winding road 
ライブ映像です。


おさらい

1枚の画像にまとめるのが面倒だったので…








帰りは浜金谷から秋葉原まで
特急さざなみで帰りました。


東京湾をぐるっと回ってのこぎり山!
四角い仁鶴さんじゃありませんけど
ま〜るくおさまりました(^ ^)


後日談


あの時食べられなかったアジフライ
後日近所で食べました(^.^)

でもね、もう一つの名物、
かじめラーメンはまだ食べてないんです。