3月以降、体調の良い時を選んで
色々な美術展などを見て歩いていました。


「ティッツィアーノとベネツィア派展」
「ミュシャ展」
「蜷川実花展」
「大英自然史博物館展」
などなど。
また、常設展ではありますが、すみだ北斎美術館にも足を運びました。

今回はこれら一挙にご紹介します。

ベネツィア派展は、15世紀後半から16世紀初頭にベネツィア(当時は共和国)で発展した流派で『フローラ』や『ダナエ』などが代表作。柔らかみのある女性像がとても素敵で大満足でした。

また、『ミュシャ展』では、スロバキアを舞台にした20枚に渡る巨大な絵画『スラブ叙事詩』が目的でした。ファッショナブルな女性を描くアール・ヌーヴォーのイメージとはまた違った魅力がありました。
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スラブ叙事詩の中の1枚。撮影可能エリアにて。
どれくらい大きいかが見て取れると思います。

蜷川実花さんは有名なアーティストのアルバム写真などを手がける写真家さん。花のマクロ撮影を、これでもかというくらいビビッドに表現していたり、大変参考になりました。
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これも撮影可能エリアにて。
最近は撮影可能エリアを設けてくれる展示が増えましたね。




大英自然史博物館展は、色々な「お宝」が展示をされている中で、個人的に興味があったのは、コ・イ・ヌールのダイヤと始祖鳥の化石。
コ・イ・ヌールは以前、桐生操さんの本で知ったのですが、いわゆる「いわくつきのダイヤ」とか、「呪われたダイヤ」と言われており、見て見たいと思っていました。ただし来ていたのは実物ではなく、精巧なレプリカ。それでも十分見応えがありました。

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コ・イ・ヌール
1851年以前は180カラット以上あったそうですが、多くの人の手を渡り歩く間に、105カラットになりました。それでも十分巨大。

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始祖鳥は、爬虫類から鳥類に進化する過程の種ということで貴重な研究材料になっています。しかも、全体のわかる化石は非常に限られているとか。
太古の昔の、すでに絶滅してしまった生き物に思いをはせるのも楽しいですね。



国立新美術館を出て少し歩いたところに、知る人ぞ知るお店、愛玉子(オー・ギョー・チー)」があります。
街歩きの番組でよく紹介されていますし、なんと「こち亀」にも登場したお店でもあります。
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店名は、同じ名前の台湾のスイーツ、愛玉子から来ています。お店の看板メニューが愛玉子です。
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寒天のようで寒天でなく。レモンシロップで味付けされた愛玉子。以前台湾に行った時には食べなかったので、今回が初になります。
ようやく「食べ歩く」だけの体力がついてきた感じです。


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お昼は谷中銀座を抜けたところにある、これまた名店の「富じ家」さんで名物のぎんだら御膳をいただきます。


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谷中メンチカツも美味しい。

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このメンチカツのお店もたくさんの有名人が来てるようです。


そして、出来立てホヤホヤの「すみだ北斎美術館」
当時としては異様に長生きだった北斎。90で亡くなるまでに名前を30以上も変えたとか。(引っ越しは90回以上らしい)
特に大人気だった時代の葛飾北斎という名前で知られていますが、時には「画狂老人卍」なんてB級ホラー小説のタイトルみたいな名前だった時代もあるとか。
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有名な「神奈川沖浪裏」この波の形が海を越えて多くの芸術家に影響を与えたとか。ドビュッシーも「海」の楽譜の表紙に、この絵をモチーフにした図を書いたとか。

というわけで、スマホケースを買ってしまいました(笑)
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結構お気に入り。