先週はなかなか寒かったですが
今週も寒さが続きそうですね。
まだ体力回復段階だったので
この週末は比較的おとなしく
過ごしました。
(お正月に旧芝離宮恩賜公園で撮ったボタン)
お腹の方はだいぶ良くなってきたので
残ったかまぼこを板わさにして、
あと、手羽大根を作って
熱燗でちびちびとやりました。
わさび漬けは地元静岡産
大根も柔らかくできました。
少しお酢を効かせてさっぱりと。
しばらくうどんだけで過ごして
ようやく普通の食事になりました^_^
健康っていいですね!
☆
風邪ひいた時、寒さ対策ということで、
ペットボトルを使った簡易湯たんぽを
作りましたが、その後ホンモノを
買いました。
思ってたより大きい(笑)
昔、実家でほとんど同じようなものを使ってましたがこんなサイズだったかなぁ?
気に入って使ってたのですが
いつの間にか使わなくなってました。
カバーもちゃんと付いてます。
夜セットすると、翌日の昼になっても
まだまだ暖かさを保っていて、
24時間経過したあとでもまだ
ほんのりと温もりが感じられました。
映画「三丁目の夕日」の劇中でも
鈴木オートのご家族が使っていて
翌朝、まだ暖かさの残る湯たんぽのお湯で
顔を洗うシーンがでてきました。
足だけを温めてくれるので
電気毛布とかよりは体に負担が少ない感じ。
気のせいかもしれませんが。
あと、ペットボトルだと足が乗せにくい(笑)
ホンモノはやっぱり理にかなった形を
しています。
☆
なうに書いた、TEAM NACSのお芝居
「LOOSER~失い続けてしまうアルバム」
調べたらこちらも、DVDになってるんですね。
私が見たのはだいぶ昔なのですが、簡単にストーリーを紹介すると…
冒頭、池田屋に打ち入る新撰組が名乗りをあげるシーンから始まります。
ドラマ新撰組のスタンドイン。(カメラや照明のリハーサルのために、ホンモノの役者さんではなく、バイトの役者が演じること)
そのバイトに来た一人の若者。30歳で定職にもつかず、特に目的もなく、ただなんとなく流されながら生きている若者が主人公。
ある日デートの帰りに不思議な人物と出会います。白と黒の二種類の薬を渡されるのですが、その薬というのが、「白い薬を1包飲めば10年の時をさかのぼり、黒い包の薬を1包飲めば10年先へ。泡沫(うたかた)の夢をお楽しみください」という代物。
主人公は白い薬を15包飲み、150年前の幕末に行きます。そこでは、主人公は新撰組の隊士の一人である山南敬助となっており、新撰組の立場で時代の動乱を目の当たりにします。
土方歳三によって粛正される芹沢鴨が、
「死ぬ前に、学のある山南に聞きたい。未来の日本は平和な世の中になっているか!?」と聞くと、主人公は涙を流しながら、力強く「はい」と答えます。
夢から覚めた主人公は、「誠」の文字に自らの命を賭し、国を守るために活躍する同年代の若者の姿に感銘を受けるものの、自分自身はなんの目的もなくただ流されるように生きていることを恥じます。
あの動乱の世にまた戻りたい、とまた15包飲むと、今度は長州藩士、吉田稔麿となって幕末に現れます。今度は尊皇攘夷を掲げる長州藩士の視線で、堕落した世の中をなんとか力づくでも変えていこうと、各人がそれぞれ己の大義をたて、やはり命を賭して戦っている。
主人公は、吉田稔麿と山南敬助の二役、というより同一人物となっており、自分が学校の教科書で学んだ明治維新の知識を元に、無駄な殺し合い、暴力的な倒幕活動をやめさせようと、山南、吉田のそれぞれの立場をうまく利用し奮闘します。
実は、この動乱を招いていた黒幕は、同じく新撰組の土方歳三。坂本龍馬と同一人物となっており、坂本龍馬の立場で倒幕活動を煽り新撰組の敵を意図的に作り出し、新撰組の大義を全うすることで幕府により高く取り立てられることを企んでいた、という内容。
坂本龍馬の偽物はたくさんいて、都合のいいように坂本龍馬の名前が使われている。自分もその偽物の一人だと自ら暴露します。
クライマックスでは、新撰組に殺された長州藩士、古高俊太郎の大義である、「桂小五郎を守る」ということを主人公が引き継ぎ、土方歳三に追い詰められた桂小五郎を逃そうとします。桂はたとえ討ち死になろうとも土方と戦うことを選択するのですが、主人公が、「桂小五郎はこんなところで死んじゃだめだ!薩長同盟を締結すれば自ずと幕府が倒れ時代が変わるんだから!150年後は平和な日本になっているんだから!!」と涙ながらに力説。覚悟を決めて土方に切り掛かり、逆に土方に切られて死にます。その姿を見た桂も、主人公の大義を受け取り、その場を逃げ伸びます。
再び目が覚めた主人公は、「夢の中とはいえ、命をかけて大義を全うし、一度死んだ。一度死んだと思えば、もう怖いものはない。」と目覚め、総理大臣になる夢を語ります。
実は夢には続きがあり、戊辰戦争末期、土方は蝦夷地へ向かう途中、自分の遺品を家族に渡すよう部下(主人公)に託し、蝦夷に着いたらすぐ引き返すよう命じます。部下がなぜかとたずねたら、土方は、「この戦、負ける。黒き薬を15包飲み…(150年後を見てきたことでそれがわかった、的な)」と。部下も主人公であるがゆえに、その薬の存在を知っており、その言葉にハッとします。
さらになぜ150年後なのかと問われ、「以前、150年後をそして薩長同盟のことを熱く語る隊士がいたから」と。
薩長同盟の立役者は坂本龍馬では?と聞かれると、「英雄というものは作られた虚像に過ぎん。本当に歴史を作っていくのは、名も残らなかった多くの偉人たちだ」と答えるのでした。
最後に、回想シーンとして新撰組の隊士がそれぞれ力強く名乗りをあげ、幕がおります。
ちなみに、土方歳三は武士になる前は薬を売り歩いています。(史実)
いくつかTRAM NACSのお芝居を見てきましたが、この作品が一番熱が入っていたように思います。私の稚拙な説明では全く伝わらないと思いますが、随所に様々な「男の生き様」「男の死に様」「誠」や「大義」のために熱く生きる男たちが出てきて、心を打たれました。また、彼ららしいユーモアも散りばめられていて、最後まで息つく暇もなく楽しませてくれます。
機会があれば是非ご覧いただければと。必ず、今まで以上に、幕末、明治維新、そして新撰組が好きになると思います。
☆
日曜日の22:50から、NHKのBSで
中島みゆきさんの番組がありました。
最近、研ナオコさんや中島美嘉さんなど、
中島みゆきさんから楽曲提供を受けた
アーティストを中心にトリビュートコンサートが開かれたようで、その時の模様と中島みゆきさん本人の映像を織り交ぜた構成でした。
「橋の下のアルカディア」に出演された
中村中さんも出てきて、「元気ですか」と「玲子」を歌われてましたが、かなりの迫力でした。
やっぱあたるさん、声がきれいだわ。
そんなあたるさんが感銘を受けた曲が、夜会「問う女」で歌われた「公然の秘密」。
夜会ならではの、曲とセリフが入り混じった曲ですが、中島みゆき扮するアナウンサーが、不倫騒動の張本人である女性アイドルに、セリフでは謝りつつも曲では仕事に徹して不倫に関するインタビューをする、という内容。
ちょうど今日、この「問う女」のDVDを見終えたばかりで、タイムリーな話題にびっくり(笑)
そういえばつい最近、不倫騒動でドタバタがありましたね~と思い、こちらもタイムリー(笑)
問う女の感想ですが、長いことDJもされていた中島みゆきさんだけに、ラジオを通じてのコミュニケーションの難しさを実体験されたことがベースにあったりするのかな?アナウンサーの苦悩、失恋の悔しさ、気持ちを伝えるということの難しさがテーマになっています。
あと、ニマンロクセンエンという、東南アジアから出稼ぎに来た女性を演じる役者さん。演技が上手いですね。とても純粋な日本人には見えませんでした。言葉が全く通じず、会話もお互いに一方通行という状況のなかで、ようやく通じた意思疎通は、ニマンロクセンエンさん事故で大怪我をした時、というドラマチックな場面。最近では色々とタブー視されているキーワードもでてきて、そのうちのひとつのキーワードが元で、事故後救急治療を受けられずに亡くなってしまうというプロットも、とても印象深かったです。
夜のスキー場で勝手にゴンドラを操作したことによるお咎めは無かったのかな?
☆
さて、ついつい長くなってしまいましたが
私も湯たんぽで
泡沫の夢でも見ましょうかね…




