先日の北品川に関して。
「あの日の雨上がり」
強力なお散歩アイテムとして
古地図アプリがあります。
現代の地図は標準で付いてて
自分が現在いるところを
GPS使って指し示してくれますね。
その地図の部分を古地図にしてくれる
面白いアプリなんです。
例えばこれ
関東大震災直前の地図
大正5年~10年くらい。
青く示されているのが
この時私がいた場所
JR巣鴨駅のホームです。
画面左上
「目丁三鴨巣」(右から読んでね)
の巣の字の下あたりにある卍マークが
とげぬき地蔵で知られる高岩寺
「井染南」の植林はもしかして
ソメイヨシノを開発したところかな?
この地図で浅草界隈を探検(笑)すると
関東大震災で倒壊した
「浅草十二階」で知られる凌雲閣も
ちゃんと示されてます。
また、都電荒川線はこの頃は
東京都に移管される前の
王子電鉄として描かれてます。
もっとも東京も都ではなく
東京府東京市だった時代。
この頃にも橋下市長みたいな人が
「都構想」なんて掲げてたんですかね?
サンシャイン60も
この時代は巣鴨拘置所。
第二次大戦で負けて
あたり一面焼け野原になって
A級戦犯が巣鴨で処刑されるなんて、
この時代の人達は
想像もできなかったでしょうね
現代の地図と見比べながら確認すると
ここって昔はこんなんだったんだ~
となかなか面白いです。
お散歩好きにはたまりません。
ひとりブラタモリできちゃいます(笑)
同じところで地図を
明治の終わり(明治39年~42年)
に切り替えたところ。
だいぶシンプルになりました。
南染井の樹林がさらに広がったんですね。
驚いたのは、この明治末期の地図に
私の会社がちゃんと描かれてました。
この時代すでに今の場所に
あったんですね~。
って、自分の会社の創立時期を
ちゃんと覚えとけよって話ですが(^_^;)
北品川あたりはどうかというと
街道筋は江戸時代から変わりません。
海岸線が大きく変わっています。
漁船や屋形船が係留されていた引き込みは
昔はそのまま目黒川につながってました。
「鯨塚」は
天王洲に打ち上げられた鯨が
浜離宮で将軍さまに謁見したあと
ここに骨が埋められ供養されたそうです。
そんな昔話の爪痕が
目の前にあるなんて
想像するだけでワクワクします。
荏原神社もちゃんとありますね^_^
目黒川の黒の右の鳥居が
利田神社
こんな古地図アプリを見ながら
街を散歩するのも楽しいですよ。
さてそんな北品川の
残りの写真
お庭の木。実がたわわ
水門に鯨の絵
鯨塚見てからここに来ると、
「オォ!」って驚き
荏原神社の落ち葉(加工済み)
鯨塚のある利田神社(加工済み)
ヘッドホンステレオで音楽を聴きながら
鼻歌交じりで撮影して
ふと後ろを振り返ったら、
「…しまった!囲まれた>_<」
歴史探訪っぽいのをしてる
グループの皆さん(10数名ほど)が
神社の鳥居のところに集まって
リーダーっぽい人が説明してました。
全く気づかんかった(笑)
みなさん熱心に
説明を聞いてらっしゃいました
トタンの路地(加工済み)
未来のアーティスト









