ようやく
録りだめていた
マッサンを見終わりました

最終回のエンディング
マッサンとエリーが
手を取り合って
カントリーロードを駆けていくシーン
どことなく、チャップリンの名画
「モダンタイムス」の
エンディングを連想しました

モダンタイムスのエンディングに
流れる曲はスマイル
のちにナット・キング・コールが
歌詞をつけ、大ヒットしました

一方、マッサンでは
蛍の光が流れました
蛍の光は
確かスコットランド民謡だったはず
スコッチウイスキーと
同じふるさとです

自らの命の灯火が消える
その瞬間までも
エリーはマッサンを愛し
マッサンもエリーを愛しました
いや、命尽きた後も
二人の愛は続きました
まさに永遠の愛

今では想像すらつかない
激動の時代をくぐり抜け
二人の絆は
より強固になっていったのでしょう

「やがて一本の麦になる」
主題歌に出てくるこの歌詞
実に深みのある言葉です

麦はウイスキーの原料であるとともに
「豊穣」の象徴でもあります
農作物だけでなく
人の心
固い絆
伝え行く後世

その全てが
豊かになって欲しいと
願うのであります

目を閉じて
スコッチウイスキーの香りを嗅ぐと
荒涼としながらも
温かみすら感じる
スコットランドの風景が
眼に浮かぶようです

ビールや焼酎は
食中酒として
居酒屋さんなどでも
豊富に置かれています
居酒屋さんにあるウイスキーといえば
ハイボールくらい

食後酒としての
ウイスキーの味わいも
これを機に、今まで以上に
市民権を得てくれたらと思います

「〆」の炭水化物を少し控えめにして
ナッツやドライフルーツ
オイルサーディンあたりで
ウイスキーを嗜む
豊かな時間

人を愛するということも
「〆」を急がず腹八分目
時間とゆとりを愉しむことが
長持ちの秘訣かもしれません

あっという間に
儚く散ってしまう命だからこそ
愛という感情が
大きく育つんでしょうね