「2013夏 乗鞍岳アタック2」の続きです


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急斜面の岩場を過ぎると、
突然、目の前に山小屋が飛び込んできました。
遠景からではわからなかったのですが、
山頂直下に小さな山小屋があり、
お土産なんかも売っていました。


photo:02
山頂真裏は岩のほこらになっています。



photo:03
とうとう、3,026mの山頂に着きました!!

山頂でもやっぱり、見ず知らずの人同士で
「写真、お撮りしましょうか?」と声を掛け合って、
記念写真をしていましたが、ガスのせいで
山頂を示すクイくらいしか写すものがありません。。


山頂で腰を下ろして休んでいると、
山岳パトロールの方が登ってきました。
「ガスがでてきているので、下山時は
登山道を見失わないように気をつけてください!」
と注意喚起をされていました。

聞くところによると、私が登頂した前日に、
まさにこの場所で遭難事故があったそうです。

前日、前々日は天気も悪く、ガスがでていて視界も
ほとんどなかったのだそうです。
前々日に2人組が登頂したのですが、
ガスのせいで帰りの登山道がわからなくなり、
結局、先ほどの岩のほこらでビバーグ
(山中に泊まること)をしたそうです。
でも軽装だったため、発見された時は
低体温症で意識も混濁していたとのこと。
とくに救助要請があったわけではなく、
山岳パトロールの方が偶然発見したことで
助かったのだそうですが、発見がもう1日
遅れていたらダメだったかもしれない、とのことでした。

難易度が低い山と入っても、
やっぱり山は山。防寒服の装備や
天候悪化の対策、帰路の確認は必須なんですね。


photo:04
といっているうちに、山頂付近もガスってきました。
早めに下山した方が良さそうです。


photo:06
山頂からの下山ルートは、
登山道とは別にあります。
この鳥居をくぐって降りて行きます。


photo:01
帰り、シャトルバスに乗り込むと同時に
雨が降ってきました。
まさに、私が山にいる間だけ、
ピンポイントで雨が上がっていてくれました。
これはキセキ?とにかく感謝です(^^)






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