「2013夏 美ヶ原~乗鞍高原」の続きです。

朝、早起きしましたが、案の定
音を立てて雨が降っています。

朝食をとったあと、宿の人に
「今日の山の天気はどうでしょうか?」
と聞いたところ、
「今日は一日こんな天気だと聞いています。
 山に行かれますか?
 畳平までのバスは天気が悪いと運休するので
 事前に確認してくださいね・・(^^;」とのこと。

3時間単位の天気予報では、
 9:00 雨
 12:00 晴れ
 15:00 雨
という、なんとも微妙な予想。
なんとかこの「12:00 晴れ」に
賭けてみようかな。

「・・・で、どうされます?」という問いかけに、
「とりあえず畳平まで行って考えます」と答えたら、
バス会社に確認を取ってくれました。
「一応、運休は今のところ無いので、8:00、9:00とも
 バスは出るそうです」

乗鞍高原から畳平までの所要時間は
およそ1時間弱。予報で9:00まで雨ということは、
9:00に乗って10:00に着くくらいでちょうど良いのでは?
と考え、9:00のバスに乗る事に。
下界のバスターミナルでは、他のお客さんがみんな
バスに乗る前からレインスーツを着込み完全武装。
私もそれに従ってレインスーツを着込みました。

photo:01
10:00少し前に畳平についたところ、
結局雨・・・。


photo:02
だがバスを降りてみると、意外な事に
雨あしは軽く、遠くの方で青い空が見え始めている。
これは、行けるかも!!

ちなみに、乗鞍岳は割と高いところまで
バスが出ているため、初心者や高齢者でも
実は簡単に登れる山なのです。

が、3000mをこえる山のため、油断は禁物。
急な天候の変化や雷、ヒョウといった荒れ模様も
いとも簡単にやってきます。
ましてやガスってきたら、かりに登れても
景色は全く楽しめません。

行くにしても、慎重に登るに越した事はありません。



photo:03
10:02 クライムオン!(アタック開始!)

※お初にお目にかかります。
 ヨシュア、全身像でございます。
 お粗末様です(笑)

で、登り始めて10分もしないうちに、
晴れて来たのでレインスーツは脱ぎました(笑)


photo:04
根雪が残る山を登って行きます。
森林限界(樹木が自立できる限界の高さ)をこえているため、
草花や、ハイマツの様な低層植物しか生えていません。
奥に見える白いドームは
摩利支天岳の山頂に築かれた旧コロナ観測所です。

あ、乗鞍岳というのは、実は23もの山からなる連峰で、
摩利支天岳もそのうちの一つなのです。
乗鞍岳の最高峰、剣が峰へ行くには、いくつか峰を
こえて行く事になります。


photo:05
雪解けによって生まれた山上湖の
湖面に青空が写ります。
日差しがなくてもものすごく綺麗でした。



photo:06
なだらかな丘陵地帯をぬけ、「肩の山小屋」と言われる
ベースキャンプ相当の宿の先からは、
いよいよ本格的に岩場を登って行く事になります。


photo:07
岩場を少し登ると、摩利支天岳のコロナ観測所を
見下ろす位置にまで来ました。


photo:08
天候はどんどん回復して行きます。
俺って、ツイてるぜ!!!








iPhoneからの投稿