久しぶりに音楽のお話。

今日ご紹介するのは、Simon & Gerfunkel の
「Flowers Never Bend with the Rainfall」という曲です。

直訳すると、「雨に負けぬ花」ですね。

1966年にリリースされたアルバム
「Parsley, Sage, Rosemary and Thyme」に収録された1曲です。

まずは曲をお聞きください。



メロディそのものもアップテンポで、
聞いていてポジティブになれるメロディなのですが、
歌詞もまた自分応援歌的な内容になっています。
そして、この曲に勇気づけられ、
この曲が大好きになったという方も少なくありません。


花は雨に打たれて折れたりはしない
自分の人生に与えられた役割が王様でも歩兵でも、
それは問題ではない


サイモン&ガーファンクルの歌詞はしばしば難解で、
哲学的でもある、といわれています。

この歌詞も、「雨に打たれても花は落ちない・・・んだからがんばろうぜ」
という解釈もあれば「花は雨なんかで絶対に落ちない・・はずはないんだが、
そうでも言い聞かせない限り、長い人生やっていけないぜ」といったニュアンスの解釈もあるんですね。

後者は、「人間は誰でも自分を奮い立たせるために、自分に嘘をつく」
と言い換えている方もいらっしゃいます。そして、「永遠の嘘をついてくれ」
と結びつけている解釈。これはこれで面白いなぁとおもいました。

私としては、前者のポジティブ案であってほしいと願っています。
じゃないと、メロディの雰囲気に合いませんから。

新年度が始まって、新しい環境で奮闘されているかたも
多いと思います。

雨に負けない花のように、
つねに凛としていたいですね(^^)