『春を待って咲く桜より
春を連れてくる梅がいい』




これは、とある芝居の中で
尽忠報国の士 芹沢鴨が
発した台詞である。

水戸の地に生まれた彼が
こよなく愛した場所、水戸 偕楽園。

以前から行きたいと思っていたが、
今日、まさに水戸梅祭りの期間中に
チャンスが巡ってきた。
水戸で、2日間に渡り
講師を務めるという依頼が
急遽入ったからである。

本来ならおいしい仕事だったはずだが
結果としては都内に拠点を置き、
AM7:00 上野発の常磐線特急で
通うという強行軍になってしまった。

それでも辛うじて
時間を捻出することができ
やっとここで、咲き始めた梅の花を
愛でることができた。

「もし自分が死んだら、
この梅の園に散骨してほしい。」
そう言い残し、
同僚である土方歳三に粛清された
芹沢鴨は、幕末の激動の中で
この梅を見て何を感じていたのだろう?




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梅祭り期間中の屋台




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東門大鳥居



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偕楽園名物(?)の
「ねばり丼」

ほかにも「納豆御前」などもあったが
旅館の朝食のような内容だったので
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近影


帰路の新幹線の中より。