ある高校の「ブラック校則」が情報番組で取り上げられていた。


髪型、服装、下着の色まで校則で拘束している。


校則に違反すると罰則が与えられる。


校則は緩やかなところもあれば、厳しいところもあり、一律ではない。


私の子供たち3人は、それぞれ違う高校へ通ったが、三校とも校則が異なっていた。


長女の私立高校はとても厳格だった。英語の授業中、わからないところを私にメールで質問してきたことがある。


こっそりメールしていたつもりが、運悪く(?)先生に見つかってしまった。


授業中に携帯を操作していたということで、保護者の私が学校に呼び出されてしまった( ̄▽ ̄;)


息子の通っていた公立高校は、さらに厳しく携帯に関しては、「持ち込み禁止」だった。


私がPTAで、「持ち込みは許可すべきだ。授業が終わった後、下校時に限定して使用すれば問題ない」旨を述べたが、固陋な会長の意見を覆せなかった。


二女の通っていた高校は、女子のみ私服で、携帯は自由に使えたし、校則は緩かった。もっとも県下一の進学校だったので、生徒たちも携帯に振り回されるようなことはなかった。


半世紀も遡るが(歳がばれるが)、高校生のとき、生徒会役員に選出された私は、頭髪を“普通”にする運動をした。それまでは、男子は全員“丸刈り”だった。


私は、この校則はどう考えてもおかしいと思い、生徒たちに“長髪許可”の署名をもらう運動を展開した。


私が集めた署名を提出した結果、先生方が職員会議にかけて、長髪許可になった。私が唯一生徒会で成し遂げた“業績”だ。


校則は規律を守るために必要ではあるが、度を過ぎたものはどうかと思う。