麻婆豆腐発祥の店に行った。
大阪駅のLUCUAというビルにある陳麻婆豆腐だ。
その店は、清朝末期(1862年)に始まったという。
日本では幕末だ。
四川省成都に、陳夫婦が陳興盛飯舗という食堂を開いたのが始まりらしい。
夫は早く亡くなったので、妻が1人で経営していった。
お客さんの多くは肉体労働者で、彼らが食堂に豆腐を持ち込み、籠の中から1杯の油をすくって、豆腐料理を作ってもらった。それは、香り高く、辛く、熱く、痺れる風味が絶妙で、たちまち評判となったということだ。


この写真がそうなのだが、確かに肉体労働者には美味しいかもしれない。
食べてみたら、舌が痺れるほどだった。
あまり肉体を使わない私には、少し味が濃いようだ。
誘ってくれた娘は、週一で来ているらしい。


もう1つ強烈な味がしたのは、唐辛子を揚げた料理だ。牛肉は美味しいが、流石に唐辛子をそのまま食するのは、ちとキツい。
中華料理は全体的に油が多い。
最後のデザートはといえば、やはり油を使っていた!


いまは何と半額になるということで、娘たちと私の3人で1万円くらいたべたのだが、5000円で済んだ。
本場の四川料理を堪能したい人に、オススメだ。