take afterという英語フレーズには意味が3つあり、「(外見や態度が)似る、そっくりになる」という使い方がほとんどですが、フレーズ表現としてではなく、動詞takeと前置詞afterの組み合わせの場合も多いので区別が必要です。

 

 

*下記は、ボクが作った例文です!

take afterという英語フレーズの例文①

You probably just take after your dad's side of the family.

この例文では、父方に「似る」、「(遺伝などの性質を)受け継ぐ」という意味でのtake afterです。
 

take afterという英語フレーズの例文②

The right person came along to take after a president of a company.

この例文の場合は、社長の「後を継ぐ、受け継ぐ」という意味でのtake afterです。

 

take afterという英語フレーズの例文③

This is a valuable instruction that so many other people take after.

この場合は、「見習う、学ぶ」という意味でのtake afterです。

 

動詞takeと前置詞afterの場合

They evaluate what will be the best direction to take after high school.


この例文の場合は、英語フレーズとしてのtake afterではなく、afterは「(高校の)後に、卒業後に」という前置詞です。
 

takeが感想や見解を意味する場合

My take after spending a bunch of the weekend with the iPad mini: This is great!

この場合のtakeは「感想」や「見解」を意味しますので、take afterというフレーズ表現ではありません。

 

take afterの注意点

take afterを、「世話をする」という意味では、アメリカ人はほとんど使わないようです。*ボクが大学受験の時に使っていた単語帳には書かれていたんですが...

またtake afterという英語フレーズは、犯罪者などを「追いかける」、「追跡する」というような物騒な意味よりは、尊敬する人の背中を追いかける、素晴らしい功績としての足跡を追うという、積極的・肯定的な意味で使われます。*ごくたまに、犯罪者を警察が追いかけることをtake afterって、言ってたりしますが...

take afterという英語フレーズに関して、ネイティブは次の3つの意味を理解して使いこなしています。発音も含めて、グローバルに通用する英語力を習得しましょう!