なかなか問題が多い次男君。
今年はもう六年生なので、小学校ももう終りです。
来年行く中学校には支援学級がもちろんあります。
その支援学級は2クラスに分かれているらしい。
一つは多動や衝動性が激しく、学習が困難な子供達のクラス。
もう一つはパニックになったり、自己表現が苦手だったりするけれども、
「学習する」という姿勢で、ちゃんと座っていられる子供達のクラス。
今年の春頃に次男君と見学に行きました。
なかなかカオスな多動なクラスを見た後、とりあえずちゃんと座って勉強を
しているクラスにお邪魔しました。
次男君の感想は、「オレ、あっち(多動なクラス)は無理や~」とのことでした。
そして私達両親は、間髪入れず「じゃあ、落ち着いたクラスに行ける様に頑張ろうね~」と
励ましたのでした。
それから半年、学校での様子はガッツリと多動クラスの立ち振る舞いです。
しかも私が「反射的にしか算数を解いてない」と見抜き、先生に「自分で式を作る、
文章問題で宿題を出してください」と申し出たところ、前までは分数のかけ算とかまで
進んでいたのに、今は1~2年生の問題を持って帰る様になりました。
(解き方が分かると、単純にその作業の繰り返しをするだけなので、その計算で
何が分かるのかが分かっていない。
従って割り算が続くと簡単に解いていくが、分数に問題が移って暫くすると
今度は割り算の仕方を忘れて出来なくなる。)
どうしても早く終わらせたい気持ちが強くて、考えることをしない次男君。
小学校も低学年の時は差が小さかった学習の習熟度も、今やどうしようもないほどに
大きく遅れているのです。
いつか辛い思いをするんじゃないかなぁ~、と話しはするものの分かっているのか???
なかなか手強いです。