日々是闘い!子育てに悩むCooの日記

日々是闘い!子育てに悩むCooの日記

2013年11月3日に子供が生まれました。
長男はアスペルガー症候群の疑い有り。
次男はガッツリADHD。
色々あって、三児の父やってますが、新生児からの育児は初めて!
そんな僕が好きなスナップ写真を交えて、日々感じた事を書きます。

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もしかして初めから分かっていなかったかもしれない。

 

最近、そう思うようになりました。

 

以前から次男が何か失敗する度に何が悪かったか説明をして、「分かった? もう同じ失敗をしないようにね」と伝えていました。

その度に次男は「分かった」と答えていました。

でも次男は何度も何度も同じ失敗を犯してしまうのです。

 

私はそれをADHD故の自己中心的な行動の表れだと思っていました。

何かを「したい」と思ったら、すぐに飛びついてしまう傾向が強いのは事実です。

 

しかし、最近次男に注意をしていてイラついた時によく言う言葉があります。

「すげー言ってくるからイライラする」

 

最近までは次男の持つ被害者意識の強さから、同じ失敗をしてしまう次男に対する説教が「自分ばかりが責められている」と感じているのだろうと思っていました。

だからこそ私はしっかりと話して、同じ失敗を防ぐことが出来たらこの度重なる注意もなくなることを分かって欲しい、とついつい長めの説教になってしまっていました。

 

そして最近何となく次男のWISC-Ⅳテストの結果を見たのです。

当時は専門家の説明を受けるだけで深くは理解をしてませんでした。

しかし今、そこの数値の意味を考え直したとき…「言語理解」と「処理速度」の値の低さに考えさせられました。

 

そして導き出した仮説:

次男は初めっからほとんど注意されている言葉の意味を理解していないのではないか?

意味が分からないのに次々と突きつけられる言葉の奔流におぼれそうになり、イライラしていたのではないか?

そしてそこから抜け出すためのキーワードが「分かった」になっているのではないか?

 

一件普通に見える次男。

でもその頭の中で何か映っているのか分からないのです。

そしてきっとこの仮説を説明しても、かれの脳には「またすげー言ってきてる」としか映らないのでしょう。

 

我が家の嵐を呼ぶ男、次男君も中学二年生になっています。
今まで色々と問題を起こしましたが、その後の彼はというと・・・あまり改善していません。

習慣が身につかない・・・という点で言うと少し悪化しているかもしれません。
薬は私たち親が厳しくチェックし、一日刻みでポケットにしまっているのでなんとか飲めている状態です。
が、歯磨きはここ数ヶ月していないと思います。
優しく「歯磨きしなさい」というと「うーん」。厳しく「歯磨きくらいしろよ!」というと「ふ~ん・・・」と泣き言のような声を出して、結局しません。
一時期は頑張っていた宿題も同じく「ふ~ん~」といって、結局しません。

時間の管理についても悪化しています。
最近は夜更かしを覚え、多分深夜までゲームをしたり、タブレットを観たりしています。
注意はするのですが、同じ部屋でまだ小学二年生の三男も寝ているので、大きな声で注意はできません。
その時も「うーん・・・」といって、そのまま起きています。

確かに長男も夜更かしをしていたので、この次男は昔から同じようなことをしたがる傾向はありました。
ですが長男と圧倒的に違うのはいくら寝坊をしても「急がない」ところです。
寝坊でいくら遅れても朝ご飯は絶対食べようとするし、ぼーっとテレビを観たりします。
そして動作が鈍く、立ち上がるだけでもゆっくりと(それはそれは信じられないくらいゆっくり)立ち上がります。

そんな感じなので私も一度堪忍袋の緒が切れて、「もうご飯は食べずに行け! 遅刻は許さん!」とそのまま行かせたこともありましたが、その時は一度家を出たもののしばらくしたら戻ってきて「飯食わせろや💢 腹が減っとんじゃ😡」と泣きながら帰ってきました。

この子の傾向として被害者意識が強い、というのが根深くあります。
彼にとっては「寝坊したから」という原因はずっぽりと抜け落ちて、「朝ご飯を食べさせてくれなかった」という被害感情だけが残ります。
最近も「(三男)には何も言わないのに、俺ばっかり怒られる」と文句を言ったことがあります。
中二の自分と小二の弟を比べるのもどうかと思いますが、それ以前に三男は言ったことを基本的に全部するのです。
宿題も、歯磨きも、うがいも、三男はすべて一度言っただけで「宿題は帰ったらすぐに」「歯磨きとうがいは21時になったら」と自分で決めてしているのです。
対して次男は19時と言っているゲームを学校から帰ってからびっちりと私が見咎めるまでやっています。
「約束の時間が過ぎているんだからもう止めなさい」と言っても、「もう少しで終わるから少しまってーや💢」などと言います。
そして必ず宿題もしてないし、お手伝いも何もしていません。

そもそも依怙贔屓などではなく、実際に約束を守れてないのに「俺ばっかり・・・」と言うのです。
そして時々仕返しを企てたりするので割が合いません。

そんな次男のこともあるので可哀想なことに時々三男も一緒に怒られる羽目になるので可哀想です。

なかなか問題が多い次男君。

 

今年はもう六年生なので、小学校ももう終りです。

 

来年行く中学校には支援学級がもちろんあります。

その支援学級は2クラスに分かれているらしい。

 

一つは多動や衝動性が激しく、学習が困難な子供達のクラス。

もう一つはパニックになったり、自己表現が苦手だったりするけれども、

「学習する」という姿勢で、ちゃんと座っていられる子供達のクラス。

 

今年の春頃に次男君と見学に行きました。

なかなかカオスな多動なクラスを見た後、とりあえずちゃんと座って勉強を

しているクラスにお邪魔しました。

 

次男君の感想は、「オレ、あっち(多動なクラス)は無理や~」とのことでした。

そして私達両親は、間髪入れず「じゃあ、落ち着いたクラスに行ける様に頑張ろうね~」と

励ましたのでした。

 

それから半年、学校での様子はガッツリと多動クラスの立ち振る舞いです。

しかも私が「反射的にしか算数を解いてない」と見抜き、先生に「自分で式を作る、

文章問題で宿題を出してください」と申し出たところ、前までは分数のかけ算とかまで

進んでいたのに、今は1~2年生の問題を持って帰る様になりました。

(解き方が分かると、単純にその作業の繰り返しをするだけなので、その計算で

 何が分かるのかが分かっていない。

 従って割り算が続くと簡単に解いていくが、分数に問題が移って暫くすると

 今度は割り算の仕方を忘れて出来なくなる。)

 

どうしても早く終わらせたい気持ちが強くて、考えることをしない次男君。

 

小学校も低学年の時は差が小さかった学習の習熟度も、今やどうしようもないほどに

大きく遅れているのです。

 

いつか辛い思いをするんじゃないかなぁ~、と話しはするものの分かっているのか???

なかなか手強いです。