約束の跡が まだ消えなくて
ほら 今日も雨が降りそうだ
あの雲の上で 今日もあなたは
悲しい歌を 口ずさむんだね
「 青になれない春が走って
私の肩にぶつかったら
粉々になって 消えてしまうから
大切にしていたかったんだけどね
上手にできないんだ。 」
濡れた瞳に 上映中の私
ハッピーエンドには病むほど遠いよ
この 体を奪ってまで生きてる意味に
押し潰されてしまいそう・・
幻想と現実の中庭にて
一人で弁当をつまむ あなたの為に
生まれた心臓だ
約束の糸をきつく締めすぎて
そろそろ倒れてしまいそうだ・・・
でも そのくらいが丁度良い
そのくらいが丁度良かったんだね
せっかく貰った心なのに
乱暴に使うから・・・
絆創膏だらけになってしまうよ
どうして 傷ついて笑う顔が
そんなにも 綺麗なの。
どうして・・綺麗なの？
ずっと好きだった色が 空を染める
聞き慣れた優しい声が 翼を生やす
この心臓の熱が 太陽となって
私たちを照らし始めた日から
・・変わらないのは あなたの笑顔だけ・・
「 青になれない春が走って
私の肩にぶつかる時は
抱き締めて離さないから・・
ひたすら大切にしてあげるんだ
限度なんてないんだ。 」
あなたの歌が聞こえる・・
ほら 今日はよく晴れた青だ
あの雲の上で 悲しくも 綺麗な
神様の歌が・・・
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