ミニモトSTクラス ほろにがいおもひで
ミニモトSTクラスの報告です。
これがJOSHO1 初のSTクラス参戦マシン!!
いけてる塗装はペイントショップデスロー
 !!
 
当日の朝に外装が届いて急いで車検・・・
デスローさんありがとう!!
JOSHO1のピット・・・
ノートパソコン置いてるだけでデジタルなチームに見えます

 
PCの仕事は
フェイスブックを見るのとSKYPEのチャットです
レースには一切関係ありません。。
怪我をおして出場のエース藤永・・・
一度肩が完全に抜けて、シグナス数台にひかれた腕は
思い通りには動きません。
やっとハンドルまで腕を上げることが出来るようになったばかりです。
10月にはまた台湾のレースがあります。
契約している以上、会社として優先すべきは台湾のレース・・・
金曜日から、多分100回くらいリタイヤを勧めましたが
彼はどうにも止まりません。
無理はしない!!と本人も言っているので仕方なく参戦。
痛み止めに座薬を1発ぶち込み
いよいよ予選です。
スタート前には
10番手くらいでもいいやろ?と言いながらも
結果は予選3番手。
肩が痛く、ブレーキングで踏ん張れないとのこと。
それでも3番手、十分です。
いよいよ本番。
毎年第一ライダーは混戦。
エースの肩では耐えられず、危険もいっぱい、とのことで
スタートライダーチェンジ。
わたくしが第一ライダーを務めます。
去年のチームメイト、ベリアルサービスの番長福井選手が予選2番手。
つなぎが似てるので、まるで同じチームです。
いざ、スタ~ト~
まずまずのスタートでトップ争いに加わります。
大混戦、、は毎度の事なので、序盤は落ち着いて冷静に。。
しばらく後方で様子を見ていましたが
とにかく最終シケインが危ない危ない。
目の前のライダーがシケインで転倒し、バイクが足に当たりました
トップ集団と少し間が空いてしまい、ちょっとまずいかな・・・と
思いましたが、後ろのライダーに抜いてくれ!という合図を出し、
スリップを使い合いながらすぐに追いつきました。
周りのライダーもその辺は良くわかっています。協力協力
そして、負傷の藤永から、とりあえずトップに立ってくれ!ピットが
盛り上がるから!と言っていたのを思い出し、前へ、前へ。
絶対盛り上がるのはモニターにアップで映るシケイン!って事で
今まで1回も無理したことのないシケインでトップに。
ピットでは・・・
「オジー、シケイン行けるようになってるやん!!」と盛り上がっていたそうな・・・
そうでしょう、そうでしょう。
思惑通りです。
行けないんじゃないよ、行かなかったんだよ。。
目立ってっかな~。
あとは、ヘアピンかな~、とか
レース展開と関係ないことを考えながらしばらく走行。
そしてライダー交代の時間が近づく・・・
エースの怪我もあり、もともと70分走る予定でしたが
もし、周りがみんなピットインしたらライダーの判断で合わせてピットインしてよし!
と言われていたのでちょっと後方に下がって様子見。
展開的に、要チェックはやっぱ福井選手かな~と思ったので
ベリアルサービスの福井選手の後ろにつく。
ホームストレートでピットインサインを出しているチームがちらほら。
ドキドキしながらも福井選手をチェック。
あれっ、、、 意外にも皆、ばらばらにピットイン・・・・・
だんだん周りが減っていく・・・
気が付いたら福井選手と二人・・
もしかして70分すぎるんじゃ
すげードキドキ。
次の週、うちのサインボードにPサインが出て一安心。
そして70分走行し、
トップと同時にピットイン。
少数精鋭のピットクルーが迅速に作業。
エース藤永に交代します。
3分ストップをロスなく終え、トップでコースイン。
すぐ後ろに続いて出てきたベリアルサービスさんと
再びトップ争い。
しばらくしてベリアルサービス松本選手が転倒。
一時トップ独走状態になるが
完全に単独走行になってしまい、負傷しているエースは
全力での走行も出来ず、後方から2番手以降が近づきます。
ついに追いつかれますが
離されることなくトップ集団で走行。
トップを守り切り
ライダー交代。
藤永は
3分ストップ計測の為にハンドルに取り付けたストップウォッチが押せないほど
腕が上がらない状態に。 ハンドルに手を載せているのがやっとの状態。
再び迅速なピット作業でロスなくピットアウト。
トップで走行するも
111番、ジェイソンズ 榊原選手が迫ります。
追いつかれてトップ争いに。
でもそのおかげでペースアップし、2台で後方を引き離します。
追いつかれただけだと印象が良くないので
駄目だとわかっていましたが
シケインで榊原選手のインを差します。
みんな見てるだろーなーと思いながら
盛り上げるためだけに2、3回シケインで抜きます。
ごめんね、榊原さん・・・・
もういいかな、と思ってその後はおとなしく
2台でペースを上げることに専念。
登りで抜く、ストレートで引っ張ってもらう、を繰り返し。
速い周遅れも絡んでうまくペースを保つ。
ピットイン、最後のライダー交代。
エース藤永は2発目のロケットを尻からぶち込んでいざ出陣。
残り20分、トップは目の前。
残り14分、
トップを走行!!
111番ジェイソンズ平澤選手とのタイム差はほとんどなし。
周回遅れが微妙にからんで
トップ2台ライダーの思惑も絡み合う!!
ピットでは皆が立ちあがって見守る・・・
藤永が競り合いで負けるはずがない!!
そう信じて疑わなかった。
藤永本人も、相手がどんなに突っ込んでも必ず入る!!
そう思っていた。
そして最終シケイン。
入った!!
肩の痛みに耐え、渾身のブレーキング!!
立ち上がり!!
勝った!!!
そう思った。。
しかし・・・・・・・・・
スリップを使われ、ゴールライン直前
奇跡の0.004秒差、その瞬間。。
チェッカーの瞬間もどっちがかったのかわかりませんでした。
タイム掲示板には藤永が前でFINISHのマーク。。
喜んでいたら、数秒後に順位表示が入れ替わりました。
しばらく呆然。。。
泣いている人、悔しがっている人、いろいろだったけど、
僕はなんだかすっきりした気分でした。
もちろん悔しさはありますけど。
怪我の事もあったし、本当にリタイヤしたかった。
十分です。怪我なく終わって、この結果。
単純に2位という結果だけでなく、
やりきった感のある内容でした。
3分ストップも、こんなにロスなく出来たのは
初めてかもしれません。
完璧な作戦、ピット作業をしてくれた
マルチ杯全国大会2位のペイントショップデスロー
 森田さん
マルチ杯全国大会 予選2位のFactory-M
 脇坂さんありがとう!!
あれっ? 2位ばっかり
それでウチも2位か
すみません、オチはこれくらいでいいでしょうか。。
ご協力いただいた皆さまありがとうございました。
(ジェイソンズ様
  画像拝借しました。)











 チェックしたし!
チェックしたし!
































