《CVTの仕組みについて、軽量化プーリー編》皆様こんにちは。よくある質問で、プーリー... | JOSHO1 HYPER RACING ブログ

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《CVTの仕組みについて、軽量化プーリー編》 皆様こんにちは。 よくある質問で、プーリーを軽量化したらセットが出ない、パワー感が無くなった、レスポンスが悪くなった例を取ってノーマルエンジン・ノーマルCVTでご説明致します。 ※あくまでも自論なのでご参考まで。 CYGNUSXで考える軽量化プーリーその❶ ちまたでよく聞く安価チューニングの一つに、ローラーの総重量を54グラム(9グラム×6個)にして、加速・再加速が良くなった〜って言う声をよく耳にします。 これは、エンジン本来のパワーを活かせるセットになったからだと言うことを踏まえ(すごく沢山の色々があるんですが)ここでは省略いたします。 お次にプーリーを軽量化してどうなるのでしょう? わかりますか? 結論で言うと、レスポンスは悪くなり加速力も落ちます(軽量化し過ぎた場合)。 さて何故でしょう? 例) プーリー本体重量500グラム、変速させるためのローラー重量54グラム=8000rpmで加速している時がベストだとしましょう。 ここでプーリーをいきなり300グラムに軽量化したとします。 54グラムのローラー重量のままでは、プーリーが軽量化(軽すぎるため) 変速が高速側に早く進んでしまいタルさが出てしまいます、いわゆる谷って言う現象が起こります。 もっとわかりやすく言うと、8000rpm付近でギヤチェンジするのがベストなのに、変速が早く進むため(プーリー本体が軽くなったため、54グラムのローラーのままでは簡単にプーリーを押し上げてしまうから)。1速からいきなり3速、3速から5速みたいな症状になってしまうのです。 ※バランスが崩れた状態です。 ミッション車の場合、変速は任意で行うのでこのような症状はなりにくいのですが、スクーターの場合そうはいきません。 このような症状が出た場合、ウェイトローラーを適正な重量(軽くする方向)にしてあげれば改善方向に進みますが、それで本当にプーリーの軽量化で速くなるのでしょうか? ここからがちょっとマニアなお話しです。 JOSHO1が考える2種スクーターの場合、車両や同一車種で年式違いの差は多少はございますが、プーリー本体の重量約280グラム(車種ごとのローラーグラムセット)がベストだと考えています。 このプーリー重量は幾度となくトライ&エラーした結果生み出された最適な重量なのです! パワーが一定で、一定回転数(本来のエンジンパワーを発揮する時)発進・加速・最高速・再加速など、駆動系は常に動き続けています。駆動系の重量はエンジン本来のパワーにも影響し、駆動系総重量が重過ぎたり軽過ぎたりしてもダメ。 エンジンは、吸入→燃焼→排気と大きく3つに分かれ、ここで発生した力を、プーリー→ベルト→クラッチ→タイヤといった順に伝達し、始めてバイクは発進します。 バイクが発進し、進みはじめてからも上記の動作は続き、エンジンは常に重量・熱・摩擦といった過酷な作業が続くのです。 そこで駆動系の重量(動き続けている物や回り続ける物)は非常に重要なアイテムになってくるのです。 ※JOSHO1はここに注目しています。 最近では台湾を皮切りに多くのメーカー製品が出回っていて、見た目、好み、好きなメーカーや価格帯など、購入するきっかけは沢山あると思います。 他社メーカーが考える持論もあるでしょう。 もし、駆動系のセットで悩んでいたり、今から駆動系を変えたいけど何がよいかわからない、組み合わせがわかりづらい、など悩んでいるならJOSHO1が考え抜いたSUBITO CVTを一度お試しになられては如何でしょう。 スクーターってこんなに面白かったんだ〜ってきっと喜んでいただけると思います♬ 長文になりましたが、少しでも上記内容でお役に立てれば開発一同大変嬉しく思います♬ 次回に続く。 JOSHO1 常勝&上昇☝️ #JOSHO1 #SUBITOCVT #CVT #駆動系 #スクーター #CYGNUSX #シグナスX #改造

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