今日もブルージェイズ対ツインズ戦の取材でした。
残念ながら川崎選手の出場はありませんでしたが、チームは3連勝を飾るなど投打ともに上出来のシリーズとなり、試合後のクラブハウスは選手の笑顔で満ちあふれていました。
さて今日はMLB取材でシーズン終盤の9月にたびたび遭遇する“あるある”ネタを紹介します。
各チームはメディアに配布したり、ファンに販売するために毎年メディアガイドを作成しています。これ1冊あればチームのかなりの情報をチェックすることができるものです。
そしてほとんどのチームが2パターンのメディアガイドを用意しています。1つが普通の本とじタイプのもの。もう1つが写真にあるようなノートのような螺旋とじのものです。
ページ数が多いメディアガイドの場合、普通の本とじだと必要なページを開いたままにするのが難しい一方で、螺旋とじだと簡単に開いたままにしておけます。原稿を作成等の作業中にメディアガイドを使用する場合は断然螺旋とじの方が利便性が高いのです。
でもこの螺旋とじのメディアガイドは制作部数が少ないためか、地元の番記者に配布してくれますが、遠征で訪れた外部のメディアにはなかなか渡してくれないのです。
まあ遠征メディアの場合、相手チームのメディアガイドを使用するのは遠征期間中のみですから、遠征が終わればそのまま球場に置いていってしまうのが普通ですから仕方ないのですが…。今年の自分のように何チームかの日本人選手を取材する場合は、それぞれのチームのメディアガイドを持ち歩くのもしんどいので、今では必要なある時にだけネットでPDFファイルを読み込むようにしています。
ところがシーズンも残り少なくなった9月になると、余った螺旋とじのメディアガイドがこのように叩き売りされているのです(もちろん無料ですよ)。
とはいえこの時期にメディアガイドをもらったところで、地元メディアでない自分たちにあまり使い道は少ないですからね。もちろん素通りしました。
ところでメディアガイドに面白いエピソードがあるので、また時間がある時に紹介したいと思います。
今日はこの辺で…。