さて、前々回に、少しだけサスカトゥーンという街の話をしました。今日はまたその話です。
(※カレーはでてきません)

サスカトゥーンはサスカチュワン州で一応最大規模の都市。ちなみに「州」と訳されるけどカナダの州は Province、アメリカの州はStateというわけでちょっとニュアンスとか違うんだけどどう違うのかはよくわからない。ユナイテッドステイツはステイツが集ってできてて、一方でカナダはでっかい一個があって、州は単にその中の一地方という考え方なのかな。

こう考えるとアメリカの州の方が独立性が高そうだけど、カナダの州も結構な権限をもってるぽい。連邦税と地方税がほぼ同額っすからね。重税にあえいでます。

そういうわけで、いろいろ説明すんのもめんどくせーから写真貼ってきます。

まち2
街中。なんか城みたいのはホテル。町のシンボル的なイカした建物!

かわ
川。おおきめ。人口は横浜の30分の1だというのに国道16号かっていうくらい車走ってるのは、どいつこいつも車もってるからです。公共交通機関が弱いとこうなるよね。バスしかないし時間守らないし3ドルもするし路線名が地元民じゃなきゃ全く分からない。バス停なんか時刻表もはってないし、そもそもバス停の名前っていうものがない。ただ、バスが止まるだけの場所。路線番号を把握してても逆向きに連れてかれたりいろいろやってしまったので、今は必ず運転手さんに行き先をきくことにしてます。基本的な文化の違いとして、とりあえずいろいろ書いてあるから読めばわかる日本とは違って、こっちは人に聞かないとどうにもならないことが多いですな。そのかわり知らない人としゃべるハードルは低くなっているので、人見知りの自分でも一回がんばっちゃえば、なんのかんのやれています。


橋のひとつ、ユニバーシティブリッジ。大学に近いからユニバーシティブリッジ。川をはさんで西側が例のホテルやショッピングモール、ビジネス街などがあるダウンタウン。東側は大学と住宅街っていう感じかな。あったかくなってきた最近は住宅街ではバーベキューが大ブーム。皆様ガス式のふたのあるバーベキューコンロをほぼ100パーセント庭に備えております。場所によってパイプラインがきているところと、プロパンのタンクを使うところがあるようです。大学は4月に期末テストをやっちゃったので今は閑散として・・・・いるのかなとおもったらそうでも無くて、広場で寝っ転がって飯食ったり本読んだり、フリスビー投げたりしてやがる。自分は学校に遊んでくれる友達がいないので働いてるふりして適当にタバコ吸ったりYoutubeみたりしてます。そろそろきゃりーぱみゅぱみゅが全曲歌えるレベル。

なんか知らんけど水がすげえ噴き出してるwwww

街のシンボル銅像シリーズ筆頭、はしるおっさん。お地蔵さんみたいにたまにだれかに勝手に服を着せられる。冬は帽子とかマフラーとかしてる。この前はブラジャーをしていた。走っているのには、なんとなく後ろめたい理由があるようだ。
ちなみに銅像シリーズにはこんがらがっている若者たちとか、ガンジーとかがいます。
謎の美術作品系では、あやしい彫刻の森美術館風のなにかがある。今度写真とってきます。

そして住んでいる建物。みてのとおり、クソ物件ですよ。入口にインターホンみたいのあるじゃん。あれ何の意味もないんよ。っていうかなんなんだろうあれ。いつ誰が使うの??
とにかく立地でもう決めちゃった。反対を向くともう大学。銀行とサブウェイとスタバが徒歩2分。そのかわりスーパーが自転車で10分。冬はバスでいかなきゃならない・・・。まあなんだかんだで初めての「俺んち」なんで気に入ってはいます。キッチン使いやすいし。バスタブあるし。

というわけで今回は以上!



うさぎ

                         .r'"''、 
      iー 、            ,iー-、 .゙l  l,,_ 
      i゙  l     /ヽ、      .!,  .゙'"     ヽ. 
     l  ,l`    l,   ミ      l   , r  .iヽ  l 
     |  ,l'     ゙l,  ゙l,     ./   .l/  / .!  .! 
     l'   l  _    ゙l   ゙l    │ i゙.l   ,ト--″ l 
     'l  l_,ノ゙ |    l、 丿     .! .∨   .,..、   l゙ 
     'l,  ゙   l     "       l.  : ,i┐゙‐'゛   ゙l 
      ヽ,,,,,,..ノ           `''''" ヽ,,,,,,..-'―′




もう二回目の更新から意味分かんない。今回カナダ全然関係ないよ!

1.あめ色玉ねぎの作製
もうね、飴色、って何色だよっていう話ですよ。
玉ねぎのいため具合は一般に「しんなり→透明→きつね色→飴色」と言われている。黄色→茶色でいいだろ後半。きつねも飴もあんまりなじみのあるもんじゃないだろとか思うけども、つまり飴色玉ねぎというのはみじん切りにした玉ねぎの最終進化形態のことです。弱火でずーっと混ぜながらバターとにんにくと炒める。30分くらいかかるけどこれを入れると野菜の自然の甘味がどうたらこうたらする。と思う。昔チェコでカレーを作ってるときにネットで得た知識。

2.いろいろ炒める
いろいろ炒める前にいろいろ買わなきゃならないけども、今回は野菜は玉ねぎとジャガイモだけ!にんじんとか、忘れたよバカヤロウ!
さて、玉ねぎはさっきも使ったじゃねーかと思われるかもしれませんが、こちらは食感を楽しむ方のたまねぎだから別物だよ。
これは大きめに切って、バターで肉と一緒に「しんなり」のレベルまで炒める。この場合強火で大丈夫だ!
ところで「肉」と書きましたが、これは、ベーコンのことですよ・・・。

ベーコン。安い。うまい。脂めっちゃ多い(=カロリー/価格が大きい)。保存がきく。

そんなことでしばらく家では肉といえばベーコンしか食べてない。
本当は鶏肉にしたかったけど今回は買うの忘れた。まあいいやポークカレーで、っていう流れ。

3.カレールウ的なものの作製
カレーのルウとはいったい何であろうか。カレー粉との違いは?
記憶をたどっていくと以下の2点が思い当った。

イ) 固形である
ロ) なんか煮るとドロッとしている
ハ) そのままだとめっちゃしょっぱい

以上の2点から、カレー粉以外のつなぎが入ってることが分かる。クックパッドを見る限り、どうもこれは油と小麦粉のようだ。
といことでカレー粉と、ちょっと辛くするためのチリペッパー粉と小麦粉を混ぜ合わせ、これにキャノーラ油を加えてペースト状とすることにした。
これは・・・なんだろう経験があるぞ・・・そう、これはかつて鉄粉をシリコングリスと混ぜてペースト状にしたときとまったく同じだ!油の粘度こそ違うが、コツとしては一気に混ぜないでちょっとずつ粉だか油だかのどっちかを足していくのがダマにならないんだ。
どっちだっけなー。油だっけ粉だっけ・・・・油かな?

・・・あ、これ間違えた。粉がちょっとずつだw

完全にダマになりまくっているのを頑張って粉砕するうち意外といい感じに。

4.合成
1~3で作ったものを全部鍋にぶち込む。そんでちょっとずつ水を入れてくとすごいカレーっぽい!適当な粘度が得られるまで水を足して味見をしたところ、全くしお味がないことに気づく。
うわ、さっきの2点じゃなくて3点だよ。しょっぱいっていったじゃん。塩も混ぜとけよ!とりあえずここで塩およびコショウ投入。なんか味が単調なので醤油を入れてみる。

・・・やばい。これではカレーうどんのカレーになってしまう!俺が目指しているのは、お蕎麦屋さんのカレーでも、ネパールのカレーでも、洋食店のカレーでもない。かつて国民食と言われ、ハングリー精神あふれる一億総中流の腹を満たし高度経済成長を支えた、もはや戦後ではない所得倍増計画カレーだったはずだ。
このとき、DNAの奥底に眠っていた昭和ソウルが脳裏に語りかけた。

「幸せは歩いてこない。3歩すすんで2歩下がる・・・」

そう、塩を入れすぎたら砂糖を入れればいい。進んだ上で退く勇気を持つことはその場で立ち止まっているよりも尊いことなんじゃないか。

じゃあ醤油を入れすぎたら・・・・?

メープルシロップ!!!

陰陽五行の考え方では、すべての物は対になっているということだ。
陸と海。
昼と夜。
男と女。
東洋と西洋。
そして醤油とメープルシロップ。

信じられないかもしれないが、この判断は正しかったんだ。おいしくなった。チリペッパーのエッジのきいた直線的辛さとメープルのまろやかかつ重厚なベースラインが時に反発し、時に融和しながら醤油の刻む独特の塩辛さのビートに絡みあ・・・まあいいかもうこの話は。

あとじゃがいもを入れて、イタリアンハーブミックスを振りかけて30分くらい煮込んだらできました。

カレー0.0.1beta

サラダは出来合いのピクルス臭いポテトサラダ(マイブーム)。
明日はもっと熟成されたグルーヴィーな味になってたらいいな。

と、いうわけなんですけど、最後にこれだけは言わせてほしい。

詳しい作り方はテキスト5月号の28ページで紹介しています!

<分量 (ひとりの男が数日生きていくのに十分な量)>
・玉ねぎ 2個(一個みじん切り飴色、一個具として食べる用)
・ジャガイモ 3個(ほかに入れるものないからいっぱい入れた)
・ベーコン 4切れ(ただし日本のやつよりかなりでかい)
・カレー粉 おおさじ二杯をイメージ
・小麦粉 カレー粉と同量をイメージ
・チリペッパー 全然辛くないのでおおさじ一杯にインスパイアされた分量
・醤油 適量
・メープルシロップ 適量
・塩、こしょう、イタリアンハーブミックス 適量
・バター 大量







せっかく変な所に来て働くことになったので、いろいろ記録をしていこうと思う。とりあえず今回はサスカトゥーンという変な街と住む上での手続きについてというクソつまんないことを書きます。

サスカトゥーンは、カナダのど真ん中にあるサスカチュワン州最大のイカした大都会。
カナダ人でも大半の人間が訪れることなく、わりとどうでもいいと思っている、冬は死ぬほど寒いところ。今はあったかくなって芝生も緑になって、なかなか素敵な感じ。名所は街をぶった切る巨大なサウス・サスカチュワン川とそれに掛るいくつかの大きな橋の美麗な景観と、あとリスがかわいい。

面積は横浜の約1/3、人口は横浜の一割にも満たない陸の孤島。これは結構いいことで、全てが街の中で完結しているため、わりと役所に行きやすいし、治安もよろしい。そして人々がやたらとフレンドリーでやさしい。いくつかの大都市に機能を集中させて、なんかするためには田舎の人は都会に出ざるを得ない、 逆に言うと結構簡単に街の移動ができる日本の都市とは比べにくいところがあるので、一概に小規模だからと言ってクソ田舎ともいえない。この感じはなんとも伝えにくい・・・。

税金は激高で、そのかわり医療費はタダ、常に町の掃除のおっさんが清掃しているのでタバコのポイ捨ても自由(これはいいのかよくわからんけども)ごみもなんとなーく分別してるような、なんかリサイクルって書いてる別のゴミ箱もあるけど、でもこれ結局同じトラックが回収してるから意味ないんじゃないの?っていう。ちなみにうちのアパートはそんな分別もなく、ゴミの日も特にないようで、適当に裏庭のでかい箱に放っておけばいいみたい。要は埋め立てる土地とかほぼ無限なんでどうでもいいんでしょうな。そういうおおらかさとか適当感は、まあ田舎っぽいといえばそうかも。

とりあえず細かいことは追って書くとして、カナダで仕事をするまでのいろいろな手続き関係について。


<就労ビザ>

何故か日本人は在フィリピンカナダ大使館に書類を送る。申請費を払ったときのレシートと、申請書と、オファーレター、あと適当にCV(履歴書)とか送ったら3週間くらいでメールがきて、そのメールを印刷して持っていけば空港で正式なビザが発給される。ポスドクの場合は上記しか書類が必要ないけどそれ以外の場合はLMOがどうのこうの・・・申請前に代理業者に一回相談したら10万で代行してやると言ってきたが、こんなんに金払う必要はない。

<大学>

ポスドク(ポストドクター、Post-doctoral fellow)にもいろいろありますが、自分の場合は先生の研究費から給料をもらうシステム。よって雇用主は大学ではなく先生になる。先生と俺はなんだかよくわからない書類にたくさんサインをさせられた。

細かいことはまた別の機会に譲ろうと思う。

<社会保障的な何か>

SIN (Social Insurance Number)というのをもらわないと働けないんだそうだ。これは役所に行って大学からもらった書類とかを見せるとすぐもらえる。カードみたいのは10営業日したら取りに来いっていう話。郵送もしてくれるようなんだけど当時住所不定だったためこれから取りにいかなければならない。同時に健康保険カードみたいなやつの申請書ももらったが、これもまだ出してないや・・・ホント書類苦手。これがあると病院行きたい放題になるぜヒャッホウ!

<住む場所>

最初は宿暮らしだったわけですが、今は大学から近いアパートに暮らしてます。家賃700ドルで水道暖房費込み。物件自体のクオリティからすればちょっと高いけど、立地をとったので仕方ない。電気代は別途負担だけど、コンロが電気なので自炊だと結構かかっちゃうんじゃないのかという心配が・・・まだ払ってないのでわからない。

とりあえずおっさん早くドアの枠と水道のポタポタ直しに来いよ。っていう。

まあ別にいいんだけどね。

ちなみに物件探しはkijijiというサイトでやった。これはすごいサイトで、不動産からありとあらゆる地元の個人売買の情報が掲載されているのです(不動産は業者も含む)。昨日はこれでチャリンコをヒップでホップな高校生くらいっぽい子たちから買った。通勤とお買いものに最適な21段変速のマウンテンバイク、80ドル。これで今ギターも買ってやろうと画策中。4月分の給料もらっちゃったんでね!

<銀行>

これが一番意味不明。なんども通いつめて質問しまくってようやく理解してきたのだけども、チェック(小切手)っていうやつの仕組みが慣れなくてよくわからなかった。銀行で発行してもらうバンクドラフトというやつと、個人で勝手に金額書いて渡せるパーソナルチェックなるものがあるそうだ。家賃はこれで払うそうだ。
ちなみに銀行口座をもってるだけで毎月15ドルくらい取られる。これも意味不明だけど仕方ない。

ちなみに給料も5月からは自動振り込みらしいけど4月分はやっぱり小切手。これをお金に換えられるらしいよ。

いいこともあって、銀行のカードがお買いものに使えるので、現金があまり必要ない。直接口座から落とされるのでクレジットカードのように後で死ぬこともないしお手軽だ。


とりあえず喫緊の課題はベッドを買うこと。土足OKのカーペットの上に布団敷いてるとか意味分からん。

あと、ちょっとは仕事しないとねw