夏の旅をどこへ行こうかと迷うというか、悩んでおりますひとつの要因としては例えばヨーロッパに行くのであればクラシック系のコンサートのひとつも聴きたいものだ…てなことを思うからなのでありますね。
元来、夏場はクラシック系のシーズン・オフですから、音楽祭的なものを見つけて聴きに行くということになりますけれど、これがどうも今年の場合は休めそうな日程とうまくかみ合ってこないのですな。
それに加えて、比較的フライトを安くとりたいということまで絡んでくると、なかなかやっかいなことになりまして、あちこちの航空会社のサイトで日付を変え、到着地を変えなどしつつ探すことしきりなわけです。
そんな中で「お、スイスエアなら行けそう?」てなことになってきたとき、当然に思い浮かんだのがルツェルン音楽祭でありますね。夏のヨーロッパで音楽祭といえば、ザルツブルクかバイロイトかルツェルンかという横綱級の音楽祭だものですから。
されど、そんなものだけにちと気になって「ルツェルン音楽祭 ドレスコード」とぐぐって見ますと、結果的にはこりゃあだめだなと。昨年はラインガウ音楽祭、一昨年はシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、そしてそれ以前でもあれこれコンサートを聴きに行っていますけれど、精一杯のつもりで紺ブレにネクタイくらいの恰好はして行ったものの、どうやらその程度では済まないようす。
まあ、夏場の社交場てなところもあるわけですから、そういう文化と思えば致し方ないところですが、そうした場所にいそいそと着飾って出かけていくタイプの日本人とはお友達になれそうにないタイプだものでして…。ニューイヤーコンサートなんて絶対行けないくちですな。
とまれ、なかなかに難しいところですが、さあてどんなふうに折り合いをつけるとしますかねえ…。