…ということで、一昨年、昨年に引き続きドイツの話となりますですが、
どうぞご容赦のほどを。
予め「フライブルクに行かなくてはならんのよね」とは申しましたけれど、
その関係もあって、このほど訪ねたのはこのあたりだったのでありますよ。
いちばん下の中央に「チューリヒ」と見えておりますように、
フライブルクといえばスイスはもはや目と鼻の先。
直線距離では近いですが、山がちな地形ですので鉄道は迂回する形になりますので、
とりあえず今回は地図には見えませんがもそっとだけ北側になるフランクフルト空港から
一途南下する形をとりました。
で、フランクフルト空港からフライブルク(一番下の赤丸)へ向かう途中で、
少々マンハイム(一番上の赤丸)に立ち寄り、帰りがけにはやはり途中で
カールスルーエ(真ん中の赤丸)に立ち寄ったというのが旅の全貌になるのですよ。
職場周りでも「いったい今度はどこへ行くのだ?」と聞かれて、
マンハイム、フライブルク、カールスルーエと答えても「きょとん?」とされるだけ。
たぶんサッカー好きでブンデスリーガにも関心の目を向けておられる方なら
地名としてくらいは分かってもらえたかもですが…。
とまれ、いずれの都市もドイツ連邦共和国のバーデン=ヴュルテンベルク州に属してますので、
こたびのお題を「バーデン=ヴュルテンベルク紀行」としてもいいわけですが、
同州の州都たるシュトゥットガルトに立ち寄っていない関係上、ちとおこがましいかと。
そこで、単純にドイツの南西部の端っこを廻ったということで
「南西ドイツ紀行」ということに決定いたしました。
いずれもガイドブックに満足な情報の載っていない町々、
「地球の歩き方」でさえ見開き2頁くらいしかないところは果たして観光的要素がないのかどうか。
(ちなみに皆無といっていいほどに日本人を見かけず、どこでも見かける中国の方もいなかった)
その辺りをいささかなりともお伝え申し上げようと思っておりますよ。