自転車で遠乗りするほどのサイクリストではありませんですが、
走行距離やらスピード、消費カロリーなどが表示されるメーターを
興味本位で自転車に取り付けているのですね。こんなのです。


BRIDGESTONE(ブリヂストン) サイクルコンピューター emeters ブラック


確か昨年の11月くらいに取り付けて、基本的には平日の朝晩、
駅までの通勤に乗る以外は休日にすこぉしだけ距離を稼ぐくらいの感じですけれど、
ふと走行距離の累積を見てみれば724.1Kmと表示されていますので、
東京から西へひた走ったとすれば、福山を越した辺りまで来た…てな具合でしょうか。


まさに千里の道も一歩からで、少しずつでも進んで行けば遠くまで辿りつけるわけで。
ですが、そんなこつこつと距離を稼いで移動していかなければ
目的地は勝手に近付いてきてはくれないと、江戸時代までの人たちは

自分の脚で進んでいったのですなあ。大したものです。


先に見ていたNHKの小粒なドラマ「一路」は参勤交代という徒歩きの旅に
盛り込み過ぎでないの?と思われるあれこれの苦難を絡ませて描いていたですが、
国許が美濃国であっただけに江戸への参勤ルートは中山道を取っておりましたですね。


幕末に皇女和宮が江戸へ輿入れするにあたっても取られたのは中山道であったといことで、
江戸と京都の間の大動脈は東海道とばかり思ってしまうところながら、中山道もどうしてどうして。

山間のルートならではの難儀を強いられる反面、
またそうした難儀の甲斐もあったと思える風景にも廻りあえたりしたのではないですかね。


つうことでいささか藪から棒ながら、中山道の別名木曽街道の宿場廻りに出かけて参ります。
先に足指の付け根を骨折した母親も、そして父親も同行とあっては
湯治が主眼のゆるぅい旅路となるやもしれませんですが、
奈良井、妻籠、馬籠くらいは立ち寄ってきたいものだと考えておりますよ。
それでは、しばしお休みを賜ります。


ブログランキング・にほんブログ村へ