ハンブルクから帰ってきて、「おかしいな…」と思っていたのですよね。
といって、北ドイツに行っていたこととは、全く因果関係はないと思いますが。
要するに「歯が痛い…ような」ということ。
最初は「ような」で済んでましたですが、たちどころに「ずっきん、ずっきん!」してきて、
「こりゃあ、今さらながらの虫歯か?!」と思ったわけです。
されど、冷たいものだろうが、暖かいものだろうが、はたまた甘いものだろうが
一向に沁みるでもない。
こうなるとですね、思い当たるのはただひとつ。
もう10年前くらいにもなって、歯医者で散々調整してもらってその後の平穏になっていた
「歯の噛み合わせの不具合」か?と。
そこで、馴染みの歯医者の予約で「痛みますか?」「現在進行形で痛いです!」とのやりとりを経て
ようやっと治療に出向いたところ、果たして「歯の噛み合わせ」の問題であったようです。
同じような症状、つまりは「歯の噛み合わせ」に不具合が生じ、
該当部分の歯の根っこのところといいますか、そのあたりがずきずきし、
周りの歯茎は腫れあがり、うっかり噛み合わせでもしようものなら、飛び上がらんばかり。
一番の難儀は食事ができない。
このたびに関しても、スイカを口にすることさえできないような状況になる…と、
まあこういう、同じような症状に陥った経験のある方がどれほどおありなのでしょうかね。
顔だか、顎だか、口のまわりだかに経年劣化で変化が生ずるのか、
そのあたりのことは以前、その歯医者先生に聞いたきがするものの忘れてしまいましたですが、
同じような症状がもし出た方は「こりゃ、歯の噛み合わせの不具合か?」と疑ってみたらよろしいかと。
ちなみに、口の中を覗いただけでどうしてそういうことができるのか?と
不思議でしょうがないのですけれど、痛みの根源に近い辺りの上下の歯をひとしきり削って
「どうですか?」と歯医者先生。
すると、まるで嘘のように上下の歯を噛み合わせたときに生じた痛みは
跡形もなく消えてしまった…まさに「It's a magic?!」。
さすがに歯茎の腫ればかりはたちどころに消滅とはいきませんで、
抗生物質と痛み止めを頂戴してまいりましたですが、
これほど対処と効果がピタッとくることって、あんまりないような。
そして、古くなってがたが来、開けにくくなった引き戸に鉋を掛けてスルスル~の状態にするのと
なんか似ているなと。
人のからだも同じように修繕しながら、それこそ寿命に至るまで使っていくことになるんだろうな…
と思いましたですよ。