くさはらの長い遊歩道 を抜けると、そこは花園であった…ということでたどりついたのは、
ザ・トレジャーガーデン館林でありました。
先にフライヤーを載せましたけれど、
今年2014年は5月10日から6月29日まで「ローズ&ガーデンフェスタ」を開催中、
まさにばら、ばら、ばらっと、あたかも「スーパースリー」のマイトのようであります。
(と、このくだりは分かる人にしか分からないと思いますが…笑)。
やはり先に、館林には面白そうなスポットがたくさんあることに気付き…と書きましたですが、
実は目論見の館林行きにこの場所は入っていなかったのですね。
「ザ・トレジャーガーデン館林」なる施設があるということは、
あれこれの検索で目にとまってましたけれど、
てっきり子供向けの娯楽施設だとばかり思い込んでおりました。
「トレジャーガーデン」なる名称から思い浮かべたのは、
スティーブンソンの「宝島」とバーネットの「秘密の花園」の世界だったものですから。
ところがところが、しかしてその実体はかくのごとしという次第。
まあ、「宝島」の要素はありませんけれど、「秘密の花園」チックなところは濃厚かも。
元は「館林野鳥の森ガーデン」という名称だったものを、2012年に今の名前に変えたのだとか。
以前の名前ではどうにも「野鳥」度合いが強すぎて、
ガーデニング・ファンには響かなかったかもしれんですねえ。
確かに茂林寺 沼を含めて隣接する周辺には野鳥が多いようすでし、
園内の木立をみれば、「野鳥の森なんだねえ」という気にもなる。
ですが、今やバラをメインにあたり一面の花盛り。
見渡しただけでも、こんなにすごいことになってますよ!と言いたいところながら、
遠望する感じで撮ろうとすると、必ず来場者が入り込んでしまうのですよね(自分もですが)。
上の写真も実のところトリミングしてまして、これだけ見ると「人、いないじゃん…」ですが、
どうしてどうして花、バラ、ガーデニングはお好きな方が多いようで。
それにしても、「撮り鉄」とはよく聞きますが、「撮り花」も多いですなあ。
日の光が強すぎると花の色が飛んでしまうので、日傘持参で影を作ってなんつう人たち、
大鑑巨砲主義かと思しきレンズを搭載したカメラで健気な花に接写を試みる人たち、
そうした人たちの中に混じって一人、携帯電話のおまけ機能で奮闘した結果のほどを
ご覧になってやってくださいまし。
もういい加減せい!とのお叱りが聴こえてきそうなほどに写真を連ねてしまいましたですが、
返す返すも天気が良すぎて花の色の鮮やかさが飛んでしまっているのが残念です。
まあ、それ以前に携帯おまけで撮ったものですから、云々できるほどのことはありませんが(笑)。
とまあ、このように日頃からあまり興味を抱いておらないにも関わらず、
ついつい(出来の程が定かでないと知りつつ)シャッターを切りまくってしまう撮影会状態に。
そうした魅力に彩られたトレジャーガーデンでありましたですよ。