次のグラフは日本の農作物の自給率を年を追ってあらわしたものです。(入試問題)
米、小麦、果実、肉類はどれかという問題です。
これも教科書には記載がなくて、地図帳の資料に次のグラフがありました。
細かくてモノクロではわからないので、カラーのまま転載しました。(転載お許し下さい)
もちろん答えはア 米 イ 肉類 ゥ 果実 エ 小麦
なのですが、このグラフから日本の自給率がどんどん下がっているのがわかります。また、米を食べなくなって、小麦の消費が増えている、つまり食生活も変化しているのも見ておきましょう。これは農産物だけではなく、次の資料も見てください。(入試問題)
すなわち漁獲量が減っているのが、資料1でわかります。
問題は資料1のア~エが 遠洋漁業、沖合漁業、沿岸漁業、養殖業のいずれか?
そして、資料2で一人当たりの魚介消費量が大きく変わっていないのに 資料3のように自給率がかなり減っている理由を聞いています。
これは教科書にグラフがありました。
これを見るとア 遠洋漁業 イ 養殖業 ゥ 沿岸漁業 エ 沖合漁業 (かなりわかりにくいです)
となると思いますが、問題にはない 輸入が急激に増えています。
これが後の答えになりますが、消費量の不足は輸入に頼っていることになります。
入試問題を教科書、地図帳を使えば解答できることはわかりましたが、問題は日本の農業、漁業の将来です。
養殖が増えたといえ、全体の消費量を補うには全然足らないこともわかります。
入試の問題よりも問題です。