なんと114万ドル。日本円にして、いまなら、1億2200万円。

 

University of California San Francisco Pays $1 Million to Ransomware Operators after June 1 Attack

 
苦渋の決断のようですが、Covid19関連のサーバも被害を受けたようです。
患者の個人情報は流出していないようだということが、不幸中の幸いかと。
 
ランサムウエアの被害は大きくなってきています。そして悪質。
 
 

先ほどアップした投稿の参照ページをふと見ると、面白い記事があったので、ついでに投稿。

 

プレイステーションネットワークはおおよそ1億人のアカウントを持っています。時々狙われます。プレイステーションのユーザはどれだけいるでしょうか?

 

ソニーがあらたにBug bounty programを発表しました。

Sony Announces PlayStation Bug Bounty Program

PSNとPS4が対象ですが、賞金額が大きいですね。
PSNで最大300万円($3,000)
PS4で最大500万円($5,000)
 
 
PlayStation.Blog

 

 

このような懸賞金制度は今後、多くのシステムやサービスで広げてもらいたいですね。

いかに早く穴を塞ぐかがサイバーセキュリティの肝要です。

 

優秀なコンピュータエンジニアを悪の手先にするのではなく、正義の味方にしましょう。

 

 

"たぶん、このビデオに写っているのあなたでは?”

 

やましいことをしたことがある。ちょっと身に覚えのあることがあると、引っかかるかもしれません。

なければ無視すればよいことですがw

 

“I think you appear in this video” phishing scam hijacks Facebook accounts

Facebookのアカウントを乗っ取られてフィッシング詐欺のメッセージを受け取るかもしれません。Facebookアカウントのパスワードはくれぐれもわからないようにしましょう。この手の詐欺は、メッセンジャーを使って連鎖反応的にメッセージを知人にばらまいていきます。
 
 

Mazeがやたらと元気です。(世の中的にはよくないですが、)

 

LG Electronics allegedly hit by Maze ransomware attack

 
手口が悪質ですね。機密ファイルを暗号化するだけでなく、データを抜き取り、法外な身代金を要求します。
LGはまだ認めていないものの、Mazeグループは、高らかに攻撃をして、ソースコードを含む機密情報を入手したと宣言しています。
 
Chacha由来という話もありますが、Mazeのバックグラウンドはまだ見えていませんね。
 
まずは、感染しないために、不審なメールは無視が一番。
 
 
 

新たなランサムウエアが発見されました。

 

New ransomware posing as COVID‑19 tracing app targets Canada; ESET offers decryptor

 

 

 

各国、新型コロナウィルス感染者のトレーシングアプリを提供していますね。日本も最近COCOA

 

 

というアプリを提供始めています。
カナダ政府が、同様のアプリを提供すると発表するや否や、さっそくフェイクサイトが立ちあがり、そこを経由でアプリをダウンロードすると、ランサムウエアに感染するというものです。
 
面白いというか、ランサムウエアのコードがGitHubでオープンソースとして公開されたものを使ったようです。
簡単にツールが入手でき、ちょっとしたプログラミングの知識があれば、すぐにマルウエアをリリースすることができようになっています。
インターネット上でのアプリやサービスはどんどん立ち上がっています。アジャイル開発手法が一般的になりつつあるなか、正規のアプリも、このようなマルウエアもまさしくアジャイルですね。。
 
さて、COCOAは大丈夫でしょうか?