昨日、クラシックを聴きにサントリーホールへ。

 

2カ月ぶりぐらいですか、リアルにクラッシック音楽の生演奏。

 

ダイナミックレンジの広さは、部屋では味わえない感覚ですね。

 

今回の演奏は、格別によかったです。

 

 

ブルックナーのロマンティック。

ブルックナーらしく、煌びやかで、弦楽器、金管、太鼓がバランスよく共鳴していきました。

 

 

楽譜、って、音符が書かれています。

音の大きさ、ピッチ、繰り返し、あの一冊の楽譜に、多くの楽器のコードが書かれていて、数十分もかかる音楽をぎゅっと凝縮している訳です。

 

それをマエストロの指揮にあわせて、音符の一つ一つを拾って、楽団員がそれぞれの楽器を紡ぎ、響かせてる。

時間という感覚の中で、一音、一音鳴らす。。

そこに、連続性と共振、共鳴が発生し、美しい音楽となります。

 

楽譜は、単に音符を記述されているだけ。

でも、そこに楽器を奏でる楽団員が連続性を表現する。

一音、一音集中し、その間にある時間と空間をいつのまにか埋めていく。

 

なんだか、、人の人生に通じるものがあるような気がしました。

 

おそらく楽団員にも様々な人生をもっていて、いろんな悩みや喜びも持ち合わせているでしょう。

それが、この場、この空間の中で、一致して音を響かせている。

そこには、さまざまな想いが乗っているかもしれません。

でも、全体として美しく響いているのです。

それが観客を魅了するのです。

 

 

一人の人生の中にも喜怒哀楽はあります。

社会全体としても喜怒哀楽もあります。

そこには、共鳴して美しい世界があります。

 

見方だけかもしれません。でも、

 

世界は美しい。

 

さまざまな想いを混ぜると美しい響きとなるのではないでしょうか?

ネガティブな話題がメディアからバンバン流れてきますが、それは受け流し、全体として美しく共鳴している社会を感じ取ることが必要なのではないかと思います。

 

今回、コンサートを聴きながら、いつの間にか、メディテーション状態になってしまいました。

上質な音楽の中に身をゆだね、その響きを感じながら、ずっと内なる自分へ没入する感じ。。。

アジナーチャクラあたりが、とくに響いて(共鳴している?)いると感じましたね。

 

すべての音が回りを包んでいますが、それさえも、だた美しく周りで鳴り響く。。。だけ。

 

不思議な感覚を味わいました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。