ゴールデンウイーク中、それなりに本を買って多読してみました。

その中で一つ。

 

呼吸法のパターンとして、よく言われるのが、胸式呼吸と腹式呼吸。

 

 

胸式呼吸は、

 

胸骨を上下に動かし、肺を膨らませたり、萎ませることで空気の循環を図ります。

この場合、気持ちが上に行きやすいから、瞑想ではあまり勧められませんね。

ただ、目的をもって、💛に意識を持っていくなら、アリの方法でしょう。

 

通常、おすすめされるのは、腹式呼吸。

 

 

腹式呼吸は、

 

お腹を前後に動かし、横隔膜を上下させることで、肺を膨らませて空気の循環を図ります。お腹に意識がしやすいので、臍下丹田や、ムーラーダーラチャクラ、スワーディシュターナチャクラへ意識を集中するには、好ましい呼吸といえます。

とくにメディテーションを始められた方にはこちらから入られる方がよいかと考えます。

 

どちらも、呼吸としては無意識で行う部類の呼吸ですので、ちょっと意識してい呼吸を継続すれば、簡単にできるようになりますね。

 

呼気と吸気の転換のタイミングで、力が入りやすい感じがします。

なので、円環するイメージで呼吸をするように指導されることが多いかと思います。

なるべくスムースな呼吸として、力みがないように。。

呼吸の感覚が長くなればなるほど、これが難しい。。

徐々になれていくしかないかもしれません。

 

 

新しい呼吸法

 

そこで書店でぶらぶら本を眺めていたら、目に留まった本がありました。

 

 

中村さんが独自に編み出した呼吸法が、、

 

「密息」

 

(というより古来よりあったのではないかと思いますので発見・公開したものというところでしょうか)

 

中村さんは、尺八の奏者であり、武道の心得を持っておられるようです。

武道というのは、呼吸を見限られると、負け(死)につながります。

いかにして、呼吸を悟られずに、呼吸を継続するかということを念頭に置いている呼吸であり、中村さんは、日本人に合う呼吸法ではないかという提案をされています。

 

この密息は、イメージとしては、横隔膜だけを上下させ、胸も腹も動かさないものです。

腹は突き出すかたちで(膨らませたまま)、胸も動かさない。

そうなると、横隔膜の上下だけで呼吸するほかはありません。

 

確かに、カラオケなんかで歌を歌う時、下腹に力が入ったほうが、音程も安定するし、音量も大きくできます。ハイトーン系の歌を唄う場合、、特にw

(尺八演奏にも通じてますね)

 

面白そうだったので、さっそくチャレンジ!

 

臍下丹田にかなり意識が集中できます。

それをベースに、、

ムーラーダーラ、スワーディシュターナチャクラへの意識もできるようです。

他の呼吸法よりも意識しやすい(他の部位や想いに飛びにくい)と思います。

 

ただ、、横隔膜の固さに気づいてしまいました。

横隔膜が柔軟でないため、肺に入れられる空気の量が、腹式呼吸より入らない。

(腹式呼吸の場合、むりくり横隔膜を下げるような感じなんでしょう)

入れるためには、身体全体に力みが出る。

慣れるまで(横隔膜が柔らかくなるまで)は、しばらく呼吸を意識する必要があるかと思いますが、継続してみます。

 

結構いい呼吸法ではないかと思います。

ヨガでも、 ウディヤナバンダで内臓・横隔膜を刺激することをしますね。

これは、 ウディヤナバンダを呼吸の中で実行するもののような感じ。

その意味では一石二鳥な呼吸法ともいえますね。

 

もう一つ、メリットとして、マニプーラチャクラへの意識もしやすい、刺激を与えるものかと思います。

 

ということは、下3つのチャクラへの刺激という効果も期待できるものと思います。

 

また、暫くして、効果について書いてみたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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