南半球のオーストラリア。

季節はいちおう冬。

でも木曜日には最高気温29℃になるんだってびっくりマーク

いったいどうなってるのはてなマーク

 

到着してから はや一月が経った

羽田発の便が一時間遅れで飛び立ち、

中継空港の上空が混んでいるとかで何回も旋回したのち

二時間近く遅れて到着

 

結果、乗り継ぎ便に間に合わず、

国際線から国内線へと空港の中を右往左往

 

着いたら地上のスタッフが案内しますから 

と機内でCAさんが言ってくれたのに

そんなスタッフの影も形も無く汗汗

 

やっぱりここはオーストラリアだなぁと

良くも悪くも(いや、今回は悪い意味で)

オーストラリア人の大雑把さを再確認

 

 

到着翌日は 夫の5回目の命日&誕生日

娘夫婦とケーキで「誕生日」をお祝いした

 

そして、その翌日に娘が出産

 

夫の命日(誕生日)と重なるのではと

半分懼れていた(あまりに重い日になるから)けれど

ちょっとだけズレてくれて 娘共々すこしホッとした

 

 

そんなわけで今年の8月は殊の外長かった

昨年8月に私の母が亡くなったこともあり

密度が高いのだ

 

9月になってからの月日の過ぎるのが早いこと!

 

だんだん滞在の終わりが見えてくると

あと何回、この国に来れるだろうかと考える

 

10回ってことはないだろう

多くて5回かな

いや 今回が最後だということだって十分ある

 

夫はこの国に一度も来ることがなかった

娘の卒業式にだけは行く、と言っていたけれど

そんな日はとうとう来なかった

 

夫が亡くなり 五十日祭が終わると

私は取るものも取りあえずこの国に来た

 

あの頃、見るものすべてが思い出と結びついていて

外に出るのも辛かったから

夫との思い出がひとつも無いこの土地が

私には有り難かった

 

 

12年前、オレンジ色のスーツケース一つで

オーストラリアにやってきた娘が

結婚し、子供をもち、車や家まで持っているなんて

あの頃は一ミリも想像できなかった

 

マゴに会えなくて夫が可哀相とは

まったく思わない

 

夫はこの世でマゴにも婿どのにも会ったことはないけれど

その実、私なんかよりもっとずっと

色々なことを見て知っていると私は思っているから