気分の上下が激しいことはおかしな事だろうか。

 

たしかに、日替わりで気分が変わる人が近くにいたら迷惑だろう。

心の病気というものと紙一重かもしれない。

その意味では、私はもうずっとアブナイ。

 

はやくその日(向こうの世界に行ける日)が来ないかと、そればかり願ってメソメソしている日があるかとおもえば、次の日は通常運転。そしてまた、ささいなことで崖から落ちる。

 

この頃では、配偶者を亡くした友人(といっても10歳年上)と話すのがいちばん心が落ち着く。

その人はこれまでも辛いことを乗り越えてきた人なので、私なんかより100倍くらい肝が据わっている。

そういう人でも、毎朝「ワーン」と泣くことから一日が始まると聞いて、安心したりする。

彼女のご主人は、うちの夫のちょうど1年後に亡くなった。

 

いろいろ話したあとは、なんだか元気が出る。

そんな日は比較的前向きに過ごせたりする。

 

私の同世代では配偶者と死別した人はほとんどいないので、ふだんはもう、夫のことはほとんど話さなくなった。

その結果、「めちゃめちゃ元気だね」などと言われてしまったりする。

あえて否定はしないけれど、心の中でためいきがでる。

 

そして、ここに来て、みなさんのブログを読んで慰められる。

私ばかりじゃないんだな、って。

 

この先、どう生きていったらいいんだろうと不安に押しつぶされそうになることも、

なぜいないんだろうと、不思議に思うことも、なんでも一人でやる寂しさ心細さも一緒なんだなって。

 

いつか、少しでも心が軽くなる日が来るのだろうか。

少しでも前向きに生きようと思える日が来るのだろうか。

いつか、心から笑える日が来るのだろうか。

今は想像すらできない、良いことが起こる日が来るのだろうか。