ご訪問ありがとうございます。

Josepha Keiko です。音譜

お元気でお過ごしでしょうか?

 

今日は、米国の大学留学中に聴講させてもらったESL (English as a 

Second Language)クラスの想い出を綴ります。

 

私が初めて、その大学がある町に到着した夏、町は異常気象に見舞われ

ていました。

どこに行っても"muggy(蒸し暑い)"という言葉が飛び交っていました。

 

私が暮らした学生寮の個室は、耐えきれないレベルの暑さでした。

各部屋に冷暖房エアコンが入る予定だったため、小さな窓が一つ付いて

いたのですが、予算の関係でエアコンは入らず、窓の下に小さな暖房装置

が取り付けられただけだったのです。

 

当時の私の部屋の窓側の写真です。

プライバシー保護のため💗が付けてあります。

私の愛するギルドのギターがちょこっと見えます。

窓の開口部は下側の小さな部分だけでした。

この小さな窓で冷房なしはキツイわぁ。

その窓の下にあるのがヒーター。

小さいけれど、寒い冬の夜も大丈夫な暖かさでした。

 

 

到着後すぐ、時差ボケと睡眠不足で思考が停止している中、耐え難いほど

蒸し暑い小さなブースで、私一人だけ、英語のレベルをチェックするための

ミシガンテスを受けさせられたのを覚えています。

 

最悪のコンディションの中で普段はしないようなミスをしてしまい、100点

満点中98点(か99点。朦朧としていて記憶があいまい)でした。

 

この結果を見て、監督者からESL(第二言語としての英語)クラスの受講

は必要ないので米国人の大学生と同じ英語のクラスを受講するように

言われました。

 

英語力を認められたのは大変ありがたいことなのですが、英語教員として

のスキルを高めるために、米国の大学での「第二言語としての英語」の授業

をどうしても見ておきたいという思いが私にはありました。

 

そこで、大学とESLクラスの先生方と相談した結果、単位認定なしの聴講

を許可されました。クラッカー

 

ESLクラスには大変興深い受講者がそろっていました。

 

ひときわ目を引いたのが長身、金髪、青い目で完璧なアメリカ英語を話す

学生でした。

彼は、自分は米国人だけど、海外で育ったため英語の読み書きができない

ので、このクラスを受講するのだと言っていました。

英語の読み書きだけでなく、聴き、話す力も不足している学生がいる中、

彼は異色の存在でした。

 

いつも積極的に発言するフランス人留学生は"H"の発音に苦労していまし

た。

フランス語では"H"を発音しないので、彼女の"Hello."は"Ello."に聞こえ

ました。

その"Ello."が聞きたくて、わざと彼女に"Hello."と話しかける学生もいま

した。(あかんやろ~むかっ 彼女も分かっていて、苦笑いしていましたが)

 

メキシコからの可愛い留学生は、イタリア人留学生の話すイタリア語

聞いて、だいたいの意味が分かると言っていました。

 

韓国のソウル大学からの留学生は、いつも素敵な笑顔で話しかけて

くれました。

 

イランから来た学生は、なかなかの天然系で、いじられキャラでした。

(超天然の私が言うのも、なんですが・・・)

 

私と同じように、米国の「第二言語としての英語」クラスを聴講して英語

教員としての資質を高めたいというコロンビアからの留学生もいました。

 

色んな国のアクセントが飛び交い、時々、意味不明な英語も聞こえてき

ましたが、みんな積極的に発言し、クラスの雰囲気はとてもフレンドリー

でした。

 

このクラスを聴講できたことは私にとって大きな財産となりました。

色々な国のお友だちもできました。ラブラブ

 

先生が大学院生というのも、クラスの雰囲気を親しみやすいものにして

いたような気がします。

 

先生の一人はセネガルで2年間、英語を教えていた美しく、知的な女性

で、私と同じ学生寮の住人でした。

 

真面目な彼女らしく、彼女の授業では、きっちりと丁寧な説明を聞くこと

ができました。

セネガルの学校で授業中に起こった困った事態の解決法など、海外で

の面白い体験談を聞かせてもらうのも、授業の楽しみの一つでした。

帰国後、私の授業でも米国での体験談を授業に活用させてもらって

学生さんに大いにウケました。

 

クリスマス休暇に彼女の自宅に招待され、家族全員で歓迎してもらった

ことも、忘れられない想い出です。

 

もう一人の先生は可愛い(私より年上だったけど)大学院生で、彼の

人柄通りのカジュアルでアットホームな授業風景を見せてもらえました。

受講生にとって、彼は頼れる兄貴のような存在でした。

 

数年後、日本の大学で英語の先生になった彼の家族全員を姫路城に

案内して、ほんの少しだけ恩返しができたかな?

 

当時の写真を見ていると、楽しかったESLクラスの想い出がよみがえり

ます。照れ

 

文化や習慣が違っても、お互いにその違いを理解し、尊重し、受け入れ

ることができたなら、世界中の人々がお友だちになれると思います。ラブラブ

 

そして、お互いに理解を深める上で、英語のような共通の言語が果たす

役割はとっても大きい・・・そんな気がします。キラキラ

 

この世界が平和でありますように・・・

愛と祈りを込めて歌いました。

「君をのせて」。『天空の城ラピュタ』のエンディングテーマです。

 

ご視聴いただけると嬉しいです。


歌:Josepha Keiko 
サウンド&ヴィジュアル制作: Mike Zephyr(マイク・ゼファー)

               & Team E-Quartz
写真: Josepha Keiko & Grace
録音: 2020年9月26日
投稿: 2020年10月4日

 

💖画面左下の「見る▷YouTube」の三角印をクリックしていただくと、

YouTubeでご視聴いただけます。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
どうぞお体にお気をつけてお過ごしください。

 

この世界に愛と平和と安らぎを・・・

 

Love, 

Josephaラブラブ

 

💖下のURLをクリックしてYouTubeのJosepha Keiko のチャンネル

に行き、「動画」をクリックしていただくと、私が歌った全作品が

表示されます。

https://www.youtube.com/channel/UCLB8FDvHaDgGSGxYfJ2wWAQ

 

💖素敵なサウンドを制作してくださったMike Zephyr

(マイク・ゼファー)さんのブログはこちらです。

https://ameblo.jp/metal-mike/

 

💖美しい映像を制作してくださったTeam E-Quartzさんの

ブログはこちらです。

https://ameblo.jp/teeqz/