本日の観比べは共に自然災害によって引き起こされたディザスターものです。

インポシブルはタイトルからアメリカで制作されたような印象がありますが、スペインの映画会社が制作した2004年のスマトラ沖大地震で発生した津波被害をテーマにしたディザスター映画です。

一方、マキシマム・ボルケーノは1883年に発生したインドネシアのクラカタウ火山の破局噴火による火砕流被害と山体崩壊で引き起こされた津波被害をテーマに英BBCが制作したドキュメンタリー映像です。

 

共通するのは津波被害に家族が巻き込まれ、つらい体験をする点です。

マキシマム・ボルケーノでは当時の学術知見になかった火砕流の恐ろしさがクローズアップされており、同じく地震・火山大国の日本に暮らす私達には、この先懸念されている南海トラフ地震とそれに伴って懸念されている富士山の噴火や、将来的に懸念されている阿蘇カルデラの破局噴火にどう対処するべきか、そのヒントをくれる作品です。