それも、人間よりも強く、深く、時にはしたたかなその驚愕のパワーを。
皆さん、今の西洋の薬も、もともとは植物から作られたものだって事、知ってました？
昔々その昔、「医学の父」と言われたヒポクラテスの時代よりももっともっと前から、古代ヨーロッパの人たちや動物たちが、植物を薬としていた事はいろいろな書物に書き残されています。
中国だって「漢方」なるものがあります。あれはハーブとも言われ、
日本だって、植物を薬として用いていた事は、日本最古の歴史書である『古事記』にちゃんと記されています。
もうこれだけで「植物ってすごい～」って思わない？。。。。思わないかぁ。
あれ、何だか今日はハワイっぽくないお話～。
いやいや、ここからがハワイ版。
皆さん（また質問です）、ハワイってどうやってハワイになったのか知ってます？ 突然どんな質問やねん！
今のような、観光客が毎日押し寄せる夢の島、素敵なハワイになった始まりは何だったでしょう。
それは、ある人たちが、命をかけてある事をしたからこそ、今のハワイがあるのです。
昔々その昔、おそよ1500年も前、古代ポリネシアの人たちが、何と、星の動き、風の強さ、波の流れ、鳥の飛ぶ方向などだけを頼りに、カヌーを漕いで3200キロ以上も離れたハワイへやって来たのです。
凄いです。ハワイを目指して大海原をカヌーでやって来るなんて。神業。そしてロマンチック～。
ま、このあたりのお話はまた別の機会に。
そう、ハワイはポリネシアの人たちから始まったので、ポリネシアの文化が根付いています。そうは言ってもかなりアメリカナイズされてしまいましたが。
皆さん（また質問～）、ポリネシアというと、何が思い浮かびますか？
熱い？ 小錦？ フラダンス？ ファイヤーダンス？
私は、ノニ！
なんだそりゃっ？
ノニとは、ポリネシアからやって来た、木。ゴツゴツブツブツした醜いフルーツがなります。
が、このフルーツ、見かけは悪いが、とって～～～～もからだに良いのです。
ポリネシアでは、「神様からの贈り物」とも呼ばれています。
ハワイの人は、このフルーツを発酵させ、果汁を絞って飲みます。
それがさ～～～～～
非常に苦くてまずいのです。これがまた。 で、臭い！ ほんとよ～。
まじ。昔の人は言いました。「良薬口に苦し」と。 おっしゃる通りで！
どうからだにいいかって？
病気の原因である活性酸素を除去するので、ほぼどんな病気予防＆退治にもなるそうです。
私もよく飲みます。ショットグラスほどの量でいいので、鼻を摘めば飲めます。はははー。
そういえば、昔よくカウアイ島にキャンプに行った時、ノニの実をジュースにして葉っぱを蒸して食べたっけなあ。あれは、水も電気も無い、かなりのサヴァイヴァルキャンプだったから、食べられる物は何でも見つけて食べたっけ。ま、こんなお話もまた別の機会に。
今、日本でもノニジュースは結構出回っているようですが、飲み易くするために加工されているようです。
このブログを読んだ皆さんは、ぜひ、次回のハワイ旅行では、道端で見つけたノニを、自分で発酵させてその絞り汁を飲んでみてください（どうやって！）。 本場もん～。
またハワイの植物の話を致しましょうね～。
Good Medicine Tastes Bitter!!!!
(良薬口に苦し)
