こんにちは、女性スタッフ育成コンサルティングの前川円です。
しばらくブログを休んでいましたが、また再開です。
ここではわたしが過去・現在と日々直面した現場レベルでの女性マネジメントのコツなどを書いています。
わたしは20年近く、女性ばかりの環境で仕事をしてきました。
女性販売員が女性客に販売する化粧品販売の現場だったり、女性講師が女性社員に教える社員教育の部門だったり。
独立してからは勉強の意味も兼ねて、敢えて男性経営者ばかりが集まる会に参加するようにしています。
そこで痛感すること。
女性同士で話す言葉が、男性には通用しない。
プライベートな話題なら感じないことですが、いざ仕事の話となると、どうにもピンとこない。。
もちろんわたしの勉強不足の部分が多いに!あるのですが、裏を返せば男性側もわたしが話している言葉がいまいちピンとこないのだろうなあということ。
会社員のときは男性営業さんとも仕事をしていたので、彼らがいかに今まで辛抱強くわたしの話を聞いてくれていたのかが分かります。
反対に、女性ばかりで仕事の話をしているときは、お互いの言葉が分かるので多いに盛り上がります(その分脱線も多く時間もかかるのですが)。
とはいえわたしも女性同士で話をしていると、出口の見えない話や結局何が言いたいのかわからない話に遭遇することもあります。最後まで辛抱強く聞いているうちに飽きてきて相槌もおろそかになってしまったり、結論を急ぎたくなったり。
女性ばかりの環境と男性ばかりの環境。その二つを行き来することでいろいろな価値観を持っている人がいることにあらためて驚きます。
価値観、言い換えればその人が選ぶ・話す言葉ということかもしれません。
いろいろな価値観を持つ人、とくに女性と一緒に仕事をする上司やチームリーダーには、それらを一旦受け止めるというスキルが必要だろうなと感じます。
受け止める、簡単なようでなかなか難しそうです。
でもこれはスキルなので、トレーニングで変えていけます。
それについては、また別の機会に書いてみます。
女性を部下に持つ上司の「困った」「よくわからない」に、現場レベルでお役に立てる内容を書いていきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
