久しぶりの定点観測。
僕のシンデレラブストーリー
8/1 デビューのグループ
3週間ほど集中して拝見させて頂きました。
メンバー個々を見ると原石ってイメージが強く。
どうカットしてどう輝かせるのか?
事務所はこの娘達をどう育てていきたいんだろう。
3週間の感想はここでした。
8/1の時点では
「時間をかけて育てていくグループ」と感じた。「難しい事」にチャレンジしてるグループ。
徐々にメンバー個々の個性や動きのタイミングなど一歩づつのレベルアップを感じてます。
ただ、そういう「個」のレベルアップが「グループ」のレベルアップまでには、まだ結びついてないかなと。
1+1が2じゃなくて3とか4になっていくのがグループパフォーマンスの面白いところだと思ってるけど、その手前な感じ。
その要因に近い部分として、ライブの印象で「可愛い」を感じるけど、他人に聞かれた際に
「今日のライブ、可愛かったです」で終わってしまって引っかかりが少なく感じてて。
それは、演者個々の技量とかじゃなく、それ以前の「グループとしての個性」「グループとしての方向性」の話だと思ってて。
立脚点が決まってるのは大切だけど、「可愛い」をスタート地点にしてからの進行方向が見えないから、可愛いの深掘りで止まってて広がっていかない。
見てる側からすると、それだけでは薄くて。
可愛いのみでは「鑑賞」で終わってしまうから、その奥にある「心情」とか「カッコ良さ」とか、そういう部分を見せていくのかな?とも思うけど、そういう片鱗がまだ見えてこないというか。
事務所はこのグループをどういう形に持っていきたいんだろう。
と思います。
わかりやすい例だと、同じ「可愛さ」を武器にしてる夜とメルクだけど、あちらは「動き」で「勢い」とか「躍動感」を出してステージからパワー出してて。
可愛い衣装着て可愛い歌詞歌ってる最中に、キレキレの動き見せることで、ギャップ感とかメリハリを出して。演者のアタオカな程の身体能力をフルに出せる形を作ってる!のが魅力の一つだと思ってて。
このグループでは、そういう魅力をどう出していくのかなと。
一ノ瀬陽天っていう経験値があるジョーカーを中心に、動けて表情を作れる日南さんとか、長身で前列だけじゃなく後列に入っても存在感出せる前山さんとか、かわいさをだけでなく大人っぽさも表現できる胡桃さんとか、長い手足の使い方が上手くしなやかさを出せる浅川さんとか。
特徴のある演者さんがいて。
そういう「素材」をどうやって調理して、どういう「味」を出していくのか?
楽曲も、何気に地味に癖がある曲が多い中で見せ所をどこに作るのか?
可愛いを引き立てるために、何を使うのか?
それらを考えると、原石として良いものを持ってる演者。それをどう磨いていくのか?
に集約されて。
今後、「演者に求めてるもの」「グループとしての武器」みたいなのが見えてくると変わってくるのかなと感じました。