去年は科学技術館の中にあるサイエンスホールでやったけど、今年は成城ホールでの開催だった。
さらに去年はニコ生があったけど今年は無し。
さらにさらに、今年は平日に行われたので、僕は授賞式には間に合ったものの
それより前のプログラム、シアタースタッフの作った短編映画『フィルム・フェチ』と『悲しくてやりきれない』と
8月10日公開予定の新作映画『少年H』の上映、
そしてトークイベント『これからの映画館』には参加できなかった。
しかしながら、まだ受賞作品や登壇者が決定する前に、ぴあでチケット買ってしまうという賭けに出たおかげで
去年よりはるかに良い席で観られた。
去年は双眼鏡を使わないと井上真央ちゃんの表情とか分からない席だったけど、今年は◎
三月に発表された日本アカデミー賞の結果や、昨年のヒット作・話題作から勘案、予測すると
若手女優でこの映画祭に呼ばれて来てくれるのは、武井咲ちゃんか橋本愛ちゃんだろうと。
予想が見事的中して良かった~
もし予想が外れてたらただのアホだw
まぁ、それでもマスコミや関係者席が結構な数用意されていたので、最前列ではなかったんだけどね(^_^;)
去年と同じ司会の女性の名前は失念した。まだ会ったの二回目だから。
が、パンフレット確認したら襟川クロという方だった。
グランシャリオ賞(大賞)及び部門賞
◆グランシャリオ賞:おおかみこどもの雨と雪
◆主演男優賞:阿部寛『テルマエ・ロマエ』
◆主演女優賞:樹木希林『わが母の記』
◆助演男優賞:香川照之『鍵泥棒のメソッド』
◆助演女優賞:橋本愛『桐島、部活やめるってよ』
◆グランシャリオ新人賞:東出昌大『桐島、部活やめるってよ』
◆監督賞:細田守『おおかみこどもの雨と雪』
◆脚本賞:内田けんじ『鍵泥棒のメソッド』
◆音楽賞:上野耕路『のぼうの城』
仕事の都合でVTR出演だった香川照之さん以外は、この表記と逆の順番で登壇。
上野さんの挨拶の時に、犬童一心監督、樋口正嗣監督がサプライズでステージへ。
この近くに住んでいるらしく、ラフな格好で差し入れを持って。
渡したコンビニ袋の中に「黒ラベル」が透けて見えたwww
この映画祭ならではだなぁ(-^□^-)
内田監督の時に、プレゼンターを務めたシアタースタッフがした、
どんな時に物語のヒントやインスピレーションが湧くか?という質問に
「長くなるけど・・・」と監督自身が前置きした通りに、まあまあ長い答えだったのでここでは割愛w
細田監督の時には、スタッフが「今度、映画館のスタッフについての映画を作って下さい!」というお願いをして、
そのあと、「もしそういう映画を作るとしたらどういうお話にしますか?」という自ら勝手に話を進めちゃった質問に対して
監督は“メタ的な”ストーリーとか、公開ギリギリまで映画を製作しているその状況とリンクするような展開とか
そういう答えを当意即妙(司会の女性の言葉)に披露した。
東出君キター Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
『桐島』関係では、彼には一度も会ったことないんだけれども
実は、いつ頃だったっけな・・・2006年あたりに、原宿駅を出てすぐのところで
一回見かけたことあったんだよね(^~^)
何故すぐに東出君だと分かったかというと、その頃僕はメンズノンノを毎月購読してたからw
長髪で(トップスは忘れたけど)ぶっとい軍パン穿いてたの今でも覚えてる。
それ以来だ。
やっぱりデカいね、うん(・ω・)
この時のプレゼンターは女の子だったんだけど、もうね、全然東出君の方に目を向けることが出来ないの!
テンパってたな~
まあ素人がステージに立って大勢のお客さんの前で、芸能人、しかも自分の大好きな俳優を表彰しなきゃいけない
という状況なんだから誰でもテンパるわな

橋本愛ちゃん
とりあえず今回の映画祭に来てくれて良かったよ・・・
とくにいつもと変わったところは無かったな。
怜悧な佇まいと、なかなかユニークなコメントと、礼儀正しいお辞儀と挨拶

プレゼンターは水戸の映画館の男子スタッフだったんだけど
彼が幾つか彼女に質問をして
「『桐島』の中に出てくる『鉄男』は実際観た事あったんですか?」とか
「最近観た映画は?」とか。
司会者がどんな話の流れかは忘れたけど「この子水戸の映画館のスタッフなんですよ。今度行ってあげて」
男子スタッフ「いや茨城ヤンキー多いんで」
愛ちゃん「私も今ヤンキーみたいになってて・・・いやなんでもないです、ゴニョゴニョ」
(笑)
それから同じ司会者の、愛ちゃんのどんなところがイイですか?という質問にスタッフ君が
「え、背が高くて、顔が小さいところ・・・」
と答えたら、何故か愛ちゃんのツボにヒットしたらしく、口を押さえて笑っていた(*^o^*)
あまりにも普通の答えだったからかな?w
樹木希林さんの挨拶はとても心に残った。
なるべく自分の出演作は観ない様にしてるんだけど、『わが母の記』はモントリオール映画祭で孫と一緒にみることになって
そのモントリオールという場所が持つ空気やなんかと一緒に、この作品は記憶されている、という話。
その感覚すごくよく分かる

僕にも、シネマライズという映画館で
『潜水服は蝶の夢を見る』
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と『ファクトリー・ガール』のチラシがラックに同時期(2008.2~3月)に置いてあった事とか
場所と作品に対する記憶が、分かち難く結びついてる。
基本的に瑣末でどうでもいいことなんだけどね(^▽^;)
ここでもサプライズがあって、原田眞人監督が花束を持って登場した

ラストは阿部寛さん。
東出君のあとだったからそんなにデカくは感じなかった。いやまあデカかったけどw
現在『テルマエ・ロマエ』の続編を撮影中らしく、今作がヒットしたので
「調子こいてもっと脱いでます。次はもっとすごいです」とのこと(笑)
続編ていうのはなかなか難しいと思うが『エイリアン2』や『ターミネーター2』のようにヒットしてくれれば、とも。
それから、希林さんの、映画館に行こうと思ったのだけど、あまりにも混雑していたので
「わたし一人くらい観なくてもべつにもいいか」と思って行かずにいたら
先日TVで放映されたので『テルマエ』を自宅で観た、(でもすぐ忘れちゃったw)という話を受けて、
地上波オンエアーの時に、「公開時もあれだけお客さんが入ってくれたのだから
視聴率25%くらいは行くだろう!と思っていたら実際は17%くらいだった」とか
ベテランの人は男女問わず話が面白い(-^□^-)
阿部さんの表彰を担当したシアタースタッフが、どこの都道府県の人だったかちょっと忘れてしまったんだけど
その女の子の勤めていた映画館は、三月か四月でデジタル化に移行出来ず、残念ながら閉館してしまったらしい。
でも去年のゴールデンウィークに、『テルマエ・ロマエ』が掛かった時には、いつもなら閑古鳥が鳴いている劇場に
お客さんが押し寄せ嬉しい悲鳴だったとのこと。
そして、その感謝の気持ちを主演である阿部さんに、今日どうしても伝えたかった、と。
その子うっすら涙ぐんでた。
なんかめちゃめちゃ伝わってきた。その話映画化出来るんじゃない?ってくらいに。
グランシャリオ賞『おおかみこどもの雨と雪』の齋藤優一郎プロデューサーの表彰時には
名誉会長・松本零士氏がプレゼンターとして登場し、
締めの挨拶を行って(去年と似てた気がするw)式典は終了。
そしてまずは受賞者のみでフォトセッション。
続いて、シアタースタッフ映画祭の実行委員も一緒にパシャリ

このフォトセッションが終わり、幕を閉めようとした時にちょっとゴタゴタしてたのは
あとでネットのニュースで見たところによると、マスコミが愛ちゃんに質問したみたいだ。
僕は愛ちゃんをガン見してたから、よく聞いてなかったwww
希林さんがマイクに向かって何か言ったのは気が付いたんだけど。
そのニュース等で“橋本愛 質問を完全無視”みたいな見出しがついてたけど
あの状況で質問に答えたら、却って変な人だわ。しかもあんな雑な質問の仕方でwww
あと“会見”とか書いてる人もいるみたいだけど、“会見”なんて無かったから。
現場に行ったこともない人が印象だけで物を言うのって正直よく理解できない。
まあ芸能人って因果な商売ですわな←
僕も愛ちゃんに
「今回の件で誰が味方か敵か、よくわかったのは収穫でした」
って言われない様に、これからも応援しないと!
そして最後に、五分ほど上映のための準備が行われ(ホールはだいぶ人が減った)
『おおかみこどもの雨と雪』が上映された


僕はアニメーション映画ってほとんど観ないから“正しい見方”は知らないんだけど
良い作品だったと思った。
特に、雨(♂)と雪(♀)の描き分けが素晴らしいと思う。
内向的な性格で、狼という存在が、絵本の中ではいつも悪者として描かれることにさえ傷ついてしまう繊細さや、髪の毛の色。
それが父、「狼男」の血を色濃く受け継いでいる雨という存在。
彼は成長するにつれて「何でもできるんだ」という全能感に目覚め、ラストでは人間としてではなく
“先生”の跡を継ぐべく自然に帰り、狼として生きていく道を選ぶ。
前述したように、雨は、ある意味では父の分身なのであるから
彼が取った選択に違和感や不可解な点は全くない。
反対に、姉の雪が選んだ人間界で生きていくという道については
僕は女としての人生を生きたことがないのでアレだけど、
狼と人間の間に生まれたこども、しかも男と女が別々の道を選ぶというのは物語上必然だろう。
もしこの二人が「おおかみこども」でなくっても、単に人間の男子と女子における成長曲線の違いや
通過儀礼の違いなんかも僕には感じ取れた。(ちょっと穿ち過ぎw)
それから、雪がクラスメイトの男の子・草平に自分の秘密を打ち明けるシーンの、
開け放たれた窓から風が吹き込んで、カーテンが揺れる度に、その陰にいる雪が
狼になったり人間に戻ったりする映像と演出には感動した。
あれと同じシ-ンを実写で再現しようとすると、いくらCGの助けを借りても
どこかぎこちない映像になっちゃうと思うんだよなぁ。
あれはアニメならではの繊細なシーンだと思った。
まあ、母の花がヒロイック過ぎるという点は、賛成できなくもないけど
田舎に引っ越して、苦労し、周りに助けられながら
徐々に自分たちのの生活を確立していく箇所なんかは割に丁寧だったと思うけどな。
それに花が、狼に変身して山へ去ろうとする雨に対して
「私、まだあなたになにもしてあげれていないっ!」という台詞があるから
過度に女性に幻想を抱いて、理想の母親像を押し付ける事にはならないんじゃないかと。
あとこれはファンタジーなんだから、無計画な妊娠(しかも年子)や自宅分娩とか予防接種だとか
そういう現実の要素に引っ張られ過ぎて、大きなテーマを見失うってのはどうかなぁ?と思う。
僕が男だからそういう見方しか出来ないのだろうか??

ホールに入場する際に、パンフレット類と一緒にポップコーンを一袋もらったんだけど
イベント終了後の帰りしなにも、余っていたのか、もう一袋もらっちゃった

Fin