ビビッドのラテン生活 -133ページ目

お仕事と昼食

私の仕事は、ヨーロッパからチーズを輸入し売ることです。

主にフランス・イタリアのチーズがほとんどです。

従業員は社長(私の親父さん)の他、私を含め4人です。


会社に新しいチーズが来れば必ず試食会が始まります。


今日もサンプルで新しいチーズが来たので、早速、試食会です。

今回、試食するチーズは「粉チーズ」でした。

社長、男性社員、私の3人で会社の近くのイタリアンへ行きました。


お邪魔したレストランは「ダノイ高輪店」
ビビッドのラテン生活-ダノイ

現在、私たちが扱っている粉チーズ「パスタミカ」

正直、美味しくないです。
ビビッドのラテン生活-パスタミカ

今回、新たにサンプルとして来た「ミケランジェロ・粉チーズ」

淡白な味ですが後味は悪くないです。
ビビッドのラテン生活-ミケランジェロ粉チーズ

お店の粉チーズ。

おそらく塊のグラナ・パダーノというチーズを削ったもの。

上記2つに比べてぶっちぎりで美味しく感じます。
ビビッドのラテン生活-店の粉チーズ

お店の人に断って「パスタミカ」「ミケランジェロ」を使わしていただきました。

まず、オイル系のパスタ。

結論 : そもそもオイル系パスタに粉チーズ(3種とも)は合いませんでした。
ビビッドのラテン生活-オイル系パスタ

次にポモドーロ(トマト)のタリオリーニ

「パスタミカ」は本来の味を壊していました。

「ミケランジェロ」は本来の味を引き立てている感じ。

「店の粉チーズ」では、さらにコクが出てさらに美味しくなりました。
ビビッドのラテン生活-トマトソースパスタ

ラグーソースのタリオリーニ

結果は上記のポモドーロと同じでした。
ビビッドのラテン生活-ラグーソースパスタ

新たに来た「ミケランジェロ」は市販タイプの粉チーズの中では十分に売れるポテンシャルがあることを確認できました。


おかしなことが起こったのは、この後です。


会計をすませて店の外に出たときに親父(社長)が一言。


「全然たりねぇよな」


遺伝子を受け継いでいる私は、すぐにピンと来ました。


どうやら、栄養が足りないらしい・・・


私も「まあ、今のは仕事ってことで、ランチにしますか。」


3人揃って道路を渡り・・・5分後には

中華料理屋「桃香」の中にいました。
ビビッドのラテン生活-中華料理・桃香

親父はチャーシュー麺、男子社員は四川風スープ麺、私はチャーハンをいただきました。
ビビッドのラテン生活-五目チャーハン

私がチャーハンを食べたことは妻にはナイショです。