ビビッドのラテン生活 -132ページ目

サローネ2007(8月) ★★★★★

先ほど、サローネ2007に行ってきました~

このお店は今年の1月から毎月欠かさず通わせて貰っているお店です!

私の一番お気に入りのレストランです。


今回のブログ、長いです。

読んでくださっている方、申し訳ないです・・・


場所は横浜山下町というか、ほとんど中華街。

店構えはこんな感じです。
ビビッドのラテン生活-サローネ2007

席はこんな感じ。
ビビッドのラテン生活-席

中は20人も入ると満席になるくらい。

大きくは無いですがムードはグッドです。


今日の舞ちゃんの服。
ビビッドのラテン生活-舞ちゃんの服

マキシドレスと言うんだそうな。

なかなか、お洒落で似合っています。


ワインも頂いたのですが

ワインの方の報告は舞ちゃん(ベビママ) にお任せすることにします。


では、頂きます!


「山形牛と三島函南メークインのスペエディーノ」
ビビッドのラテン生活-山形牛と三島函南メークインのスペエディーノ

今までに比べ、ジャガイモの味がアップグレードしています!

先月までの肉の自己主張が控えめになってバランスが良くなっています。うまー!


「グルグリオーネ エルバ島のクスクスのインサラータ」
ビビッドのラテン生活-グルグリオーネ エルバ島のクスクスのインサラータ

いつもクスクスの使い方が上手いなーと感心します。

早くも、このあたりから美味しいあまり、トリップが始まります。幸せだ~


「鮮魚のヴァボーレ」
ビビッドのラテン生活-鮮魚のヴァボーレ

お魚は金目、他は明石の蛸、千葉の蛤。うまー


「ホロホロ鳥のソットオーリオ レンティケのジェラティーナを添えて」
ビビッドのラテン生活-ホロホロ鳥のソットオーリオ

ホロホロ鳥は普通だったかな。

このコースの中では一番印象が薄かったです。


「ビーツのラヴィオリ プロシュートのクロッカンテ」
ビビッドのラテン生活-ビーツのラヴィオリ プロシュートのクロッカンテ

こ、これは・・・

脳髄をガツンとやられました!!

ラヴィオリの中はリコッタチーズ

外には羊乳チーズのペコリーノ

ケシの実、パリパリに焼かれた生ハム

食感、個々の味、融合した味全て素晴らしい!


この辺で、もう別世界にトリップしました!


「仔牛舌のボッリート」
ビビッドのラテン生活-仔牛舌のボッリート

このお店のワンスプーンは毎度、見ただけでは味の想像ができません。

口に入れると・・・

おおおおおーーー

暴れている、個々の素材が大暴れです!

じゃじゃ馬をあやすように丁寧に味わい続ける。

味の融合、暴れ馬が最高のサラブレットへと変わっていくのを感じる・・・

最高です!


「全粒粉のタリアテッレ 仔牛バラ肉のラグーとタジャスカオリーブ」
ビビッドのラテン生活-全粒粉タリアテッレ

ラグーソース、イタリア現地の旨いラグーソースに負けていません!

日本でココまでのラグーソースが味わえるとは・・・

生パスタも負けていません。

すりつぶされたタジャオカオリーブとの融合も完璧だと思います。うまー!


「アリスタ ディ マイアーレ」
ビビッドのラテン生活-アリスタ ディ マイアーレ
65℃のオイルで1時間煮る(焼く?)という気が遠くなる調理法。

豚肉は脂まで美味しかったのですがニンジンのプディング(?)との相性が個人的にはイマイチでした。


チーズ盛り合わせ
ビビッドのラテン生活-チーズ

個人的に美味しかった順に書きます。


左下 : スペッツァ・ト・アル・タルトゥーフォ → トリュフをチーズの周りにつけて熟成させたチーズ(希少!)


右下 : クラシコ・ミスト → サルデニア島の羊乳と牛乳の混乳ハードチーズ(希少!)


右上 : コロンナ家のコンデメントオリーブ → どういう製法か全く想像付かない味の強いオリーブ


真ん中 : カッチョ・リコッタ → 山羊のリコッタです。臭みより旨みが強かった


左上 : 岡山県ルーラレカプリナ牧場産、山羊のフレッシュチーズ



「ズッパ イングレーゼ」
ビビッドのラテン生活-ズッパ イングレーゼ

酸味の中に程よい甘みがあって今までの料理の世界観を壊していません。

先月からドルチェの質が急上昇しています。

お店の血のにじむであろう努力が感じられました。

ありがたい。


「お茶菓子」
ビビッドのラテン生活-お茶菓子

この辺に来ると、「もう終わってしまうのか」と一抹の寂しさを感じてしょうがないです。


「エスプレッソ」
ビビッドのラテン生活-エスプレッソ


今日、シェフの樋口さんに教わった料理の奥義・・・

私が今日のラヴィオリは色々な食感を楽しめて一番美味しかったです。中国料理のようにイタリア料理でも色々な食感を大切にするのですか。とお伝えしたところ、

樋口シェフは

「イタリア料理で一つの料理をランクアップするとき、日本のように素材の質をランクアップするだけではダメなのです」

「食感をより良く工夫していかないとイタリアでは認められないのです」

と教えていただきました。


オーナーシェフの平さんも挨拶してくださいました。

強面で道端で見かけたら絶対に逃げたくなるタイプの方ですが

料理に対する情熱はものすごい方。

「今後も魂のこもった料理を創り続けます」と力強いお言葉をいただきました。


本当に美味しい、食事をいつもありがとうございます。


ごちそうさまでした!!!