あっという間に6月も最終週に入ってしまいました。梅雨入りしたかと思えば、急に夏本番の暑さになったりと、なかなか今年の夏もえらいことになりそうな予感がしますね。


梅雨入り直前の6月8日、伊丹シティフィルのファミリーコンサートがありました。いつもは5月末なんですが、こちらもホールの都合だったのかな?初めての6月開催でちょっぴり違和感😅



今年のテーマは「万博」ということで、コブクロの「この地球の続きを」(大阪万博のテーマソング)でスタート。



続いて新作のオーケストラ楽器紹介「ルートヴィヒ」。ベートーヴェンのファーストネームを冠したこの曲は全てベートーヴェンの作品で構成されており、冒頭はもちろん交響曲第五番「運命」でしたが、オーケストラの本気の「ジャジャジャジャーン!」にびっくりして泣いちゃう赤ちゃん続発。ごめんね、ちょっと大人向けだったかも😅



弦楽器、管楽器、打楽器…と楽器ごとに曲がどんどん変わっていき、前に書いた「コレで来たか〜」のクラリネットは交響曲第八番三楽章のソロ。聴いてる分には牧歌的で穏やかなメロディなんですが、オケスタに載ってるくらいだからそれなりの難関が…💧ほんとは座って落ち着いた状態で吹きたかったです😓



そして前半最後は「ピーターと狼」。これにもクラリネットのオケスタの定番「木の上に駆け登る猫」があるので、今回は本当にオーディションみたいな本番でした。私の乗り番は前半3曲だけだったはずなのに、10曲くらいは吹いたような気がするし…。(きっと名曲モリモリの楽器紹介のせい😅)




続いて今月後半のヤマは、こちらでした。



新生・喜歌劇楽友協会の「こうもり」。10年ぶりの復活公演ということで、演者・スタッフ側だけではなく待っていてくださったお客様からの期待も含めて、いろんな人の想いが結集した熱い公演でした😊



思えば私もご縁があって、会社勤めを辞めてこの業界に戻ってきたとき、初めていただいたオーケストラのお仕事がこの喜歌劇楽友協会の「カルメン」でした。その頃はキャストが3組もあって、前半2日はオケリハと各組の歌合わせ、そこから ①A組ゲネ→B組ゲネ ②C組ゲネ→A組本番 ③B組本番→C組本番、と後半3日でカルメン全幕を6回ぶっ続けという、かなりハードな初仕事だったなぁ…。



今回は2組なのでちょっとは楽かなと思いきや全然そんなことはありませんでしたが、やっぱりオペレッタはすっごく楽しい!特に今回はピットの中でも一番客席寄りの位置だったので、そこそこ舞台も見えて最高でした。まだ頭の中で「こうもり」のいろんな曲が回ってます。楽しかった〜😊




さて今月も残すはあとひとつ。



半年ぶりのクラHanaです。バスクラ連れて駅から少し歩かないといけないので、雨が降らないといいなぁ。