早いもので日本滞在も終わり、1月27日にメキシコに帰還しました。非常に楽しい一時帰国だったので、正直悲しんでいます。

滞在中はほぼ毎日旧友(or新友?)と会ったり家族と旅行しに行ったりして楽しい時間を過ごしていましたが、研究面でもなかなか収穫がありました。以下が主なイベントになります。

・2023年
12月14日: 以前よりお世話になっている先生に会いに行く①
12月15日: 早稲田開催のコンジョイント実験についてのセミナーを見に行く
12月16日: 早稲田開催の国際関係論についてのワークショップを見に行く
12月17日: International Studies Quarterly(ISQ)でrevise&resubmit(R&R)になってたペーパーを再投稿。神に祈る
12月18日: 以前よりお世話になっている先生に会いに行く②
12月20日: 神戸大学でinvited talk
12月21日: 広島に移動して共同研究者とミーティング
12月25日: 早稲田のとあるゼミで研究発表
12月26日: もらっている研究助成先の中間報告会で進捗報告


広島で食べた牡蠣。

・2024年
1月8日: 学習院大学で開催のJapanese Society for Quantitative Political Scientists (JSQPS)の冬季集会で研究報告
1月9日: ISQからconditional acceptanceの連絡。喜びすぎて両親と天丼を食べに行く(ちなみに僕持ち。自祝と言うらしい)
1月11日: 早稲田のとあるゼミに参加(12月25日とは違うゼミ)
1月14日: 以前よりお世話になっている先生(+旧友)と食事
1月18日: 以前よりお世話になっている先生に会いに行く③
1月24日: とあるジャーナルからR&Rの連絡
1月25日: 茨城大学のとあるゼミに参加
1月27日: メキシコへの帰途につく


自祝の天丼。


茨城で食べたあんこう鍋。

上記の中だと、やっぱりISQのconditional acceptanceは感慨深かったです。ISQは国際関係論のトップ・ジャーナルの一つですし、もともと博論の一部で単著なので、一人でもこのぐらいのジャーナルに出せる力量があることを示す意味では非常に大きいです。ここまで来ると掲載拒否になること可能性はほぼないですが、conditionalが無くなってただのacceptになった後で、どんな内容の研究か紹介する記事でも書きたいなと思っています。

また、数日前にも別のジャーナルからR&Rをもらえて、次につなぐことができています。5か月待たされた甲斐があったと言っていいんでしょうか笑 北テキサス時代に指導教授ともうずいぶん前からやっている研究で紆余曲折あったのですが、なんとか形になりそうなところまで来ていて嬉しいです。なかなか厳しい修正要求ですが、ベストを尽くして仕留められるよう努力したいです。

というわけで、個人的にはなかなか慌ただしい日本滞在でした。正直もっとゆっくりしたかったです笑 モンテレイ工科は2月12日から春学期なのでまだ2週間ぐらい時間ありますが、どうせ授業準備で消えるんだと思います。Geopolitics and Technologyという授業をまかされてしまったのですが、geopoliticsがいまだに何なのかあやふやです。100分の授業を30回もしなきゃなりません。どうしましょう。

春学期もメキシコのプエブラで3月頭に開催の学会や、4月初旬にサンフランシスコでInternational Studies Associationの年次大会に出たりと、それなりに予定も埋まってきています。前者はモンテレイ工科大学主催の内向けの学会です。モンテレイ工科はたくさんキャンパスがあり、僕はモンテレイ・キャンパス所属なのですが、メキシコ・シティ、グアダラハラ、プエブラ、ケレタロなど、メキソコ各地にキャンパスがあります。なので、同じモンテレイ工科の研究者でも会ったことがない人も多いため、各地のキャンパスに所属する研究者たちのネットワーキングを目的とした学会だと聞いています。後者は発表×2に加え、パネルの司会を務めたり、pre-conference workshopに参加したりと、ちょこちょこ初体験のイベントもあります。忙しいうちが華だと思って世界中飛び回ろうと思います。

というわけで今回はこのあたりで。また次回お会いしましょう。