ご無沙汰してます、テキサス限界院生です。
ICPSRのワークショップもとっくに終わり、感想も書かなきゃなとは思ってるのですが、忙しさにかまけてサボっていました。忸怩たる思いです。

というのも7月11日から前にも書いた東アジア国際関係のコースを教えていて、月-木2時間ずつ授業しています。今週の水曜が最後の授業であと二回というところまで来たので一安心なんですが、とにかく疲れました。よくアメリカの大学教授は毎学期2-3コマ教えながら研究なんかできるなと感心します。

ただ、去年の秋学期に教えていた方法論の授業に比べると教えやすいというか、教えてて楽しいですね。やっぱり本質的に自分は方法論よりは国際関係論の人間なんだなと再確認させられました。とはいえ今年の秋学期も方法論の授業を担当することが決定したので、先が思いやられます……

東アジア国際関係の授業といっても、地域研究的なアプローチというよりは、「東アジアでは現実問題こういうことが起きていて、それらを国際関係論の理論やモデルでどう理解できるか(もしくはできないか)」に重点を置いて話してます(というか地域研究者ではないので、これしかできない)。なので、power transition theoryとかaudience cost theoryとか小難しい理論・概念も出てきます。なので学生がついてこれるか心配でしたが、今のところ授業中の食いつきも非常によく、課題の出来も上々で、自分流でも成立することがわかってほっとしてます。

夏の時間の大部分をティーチングに持っていかれて研究の進捗はイマイチなのですが、先週とあるジャーナルからR&Rをもらったのは大きな成果でした。以前R&Rもらった後にリジェクトされたので採択されるまでは名前は伏せようと思ってますが(笑)、トップジャーナルではないけど国際関係論ではある程度名前が知られてるジャーナルです。正直やってること非常にシンプルなので結構不安でしたが、査読者からのコメントも概ね好意的だったので、共著者とはそんなに修正に時間かからなさそうだねという話をしています。うまくいけば春のジョブマのサイクルまでには出版が間に合うかもしれないので、自分の就活にとっても大きな出来事です。

というわけで研究面でも教育面でも進捗があるはあるんですが、如何せん疲れました笑
今週の授業が終わったら2-3日休んで、早く積み残してる仕事を片付けたいです。
それでは今回はこのあたりで。ではではー。